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「3密」児童がパトロール 輪島・門前東小 昼休みに2人一組で

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北國新聞社

 新型コロナウイルスの脅威から児童を守ろうと、輪島市門前東小の児童自ら「3みつパトロール隊」を結成した。授業中の換気やマスク着用を徹底しているものの、休み時間は「3密」で談笑する児童の姿もしばしば。昼休みを重点的に4~6年の39人が2人一組で歩いて目を光らせており、教職員からも「効果は上々」と評判だ。

 1日は稲村愛花さん(5年)と倉澤梨紗さん(4年)が当番でパトロールを実施し、図書室や体育館、各教室を巡回した。気が緩んで「3密」になっている児童はいないか。見つけるとすぐに「密です。離れましょう」と警告。元気な声が響くと、注意された児童ははっとした表情を見せた。

 活動は6月24日に始まった。教員がコロナ対策について話し合った際、児童自らパトロールを行えば、学校全体の感染防止の意識が高まると考えた。活動を始めた当初は、遊具の順番を待つ児童の距離は「密」だったが、パトロール効果もあって、今では自然と距離を置くようになった。

 パトロールする側も、高学年の児童がパトロール時間外にも率先して注意するようになった。稲村さんは「一人一人の意識が高まってきている。積極的に声を掛けていきたい」と話した。

 1~6年全61人が3密対策を取れるようになるまで活動を続ける予定。浅見淳一校長は「教員が注意するよりも効果があるように感じている。今後もできる限りの活動を行いたい」と話した。

北國新聞社