[写真]ガンバ大阪の本拠地である「パナソニックスタジアム吹田」

　サッカーJ1のガンバ大阪は22日から同チームの本拠地である「パナソニックスタジアム吹田」のシャワー室の無料開放を実施している。期間は30日まで。 大阪ガス全力で復旧作業 開栓時不在の場合、再訪問希望はインターネット受付で連絡を

ボディーソープ、シャンプー、リンスはガンバ選手会が用意

[画像]今回無料開放されているシャワー室（ガンバ大阪公式サイトから）

　ガンバ大阪は吹田市・茨木市・高槻市・豊中市・摂津市・池田市・箕面市を中心に北摂・北河内地域をホームタウンに定めている。そのホームタウン内の一部では、23日現在もガスの供給停止が続いており「被災された方へのサポートの一環」同スタジアム内にあるシャワールームの無料開放を決め、22日から実施している。 　対象は同チームホームタウン内の住民で、利用できるのは同スタジアムアウェイ側シャワールーム4か所。期間は30日までで、開放時間は午後1時から同8時まで。ボディーソープやシャンプー、リンスといった備品は、ガンバ大阪選手会が準備している。タオルやドライヤーは各自で用意が必要だ。 　詳しい問い合わせは、パナソニックスタジアム吹田（電・06-6875-3377）まで。

大阪府公衆浴場組合の無料入浴実施銭湯57軒に

[画像]大阪府公衆浴場組合の公式サイトでは随時情報を掲載

　また、高槻、茨木、摂津、吹田、箕面、枚方の6市在住の人を対象とした銭湯の無料開放を行っている大阪府公衆浴場組合は23日、無料入浴を行う銭湯が57軒（23日正午現在）になったと発表した。こちらは、利用時に住所がわかる身分証明書の提示が必要。詳細は、大阪府公衆浴場組合の公式サイトまで。

大阪ガス・供給再開6万2327戸に（23日午前6時現在）

[写真]復旧作業を行う大阪ガスの職員

　大阪ガスでは18日の地震発生を受け、揺れが強かった茨木、高槻、摂津、吹田の4市の一部、約11万戸で安全のため都市ガスの供給を停止。その後、同社や同社グループ会社社員、全国からのガス事業者の応援部隊など約5100人態勢で復旧作業を行い、23日午前6時現在で6万2327戸で供給が再開された。 　開栓作業の際に不在の場合は「不在連絡票」をポストに投函。再訪問の希望日時は電話またはインターネットで受けつける。同社では「電話がつながりにくい場合は、インターネット受付もご利用いただければと思います。不在連絡票にはQRコートもあるため、お手持ちのスマートフォンでもお申し込みいただけます」と話している。