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Dream Shizuka、夢舞台で再認識した「殻を破りたい自分」 自己開拓に期待感:インタビュー

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MusicVoice

 1983年公開、世界中で1億ドル以上の大ヒットを記録した伝説的なアメリカ映画『フラッシュダンス』が満を持して舞台化され、2020年9月12日~26日の日本青年館ホールを皮切りに、名古屋・大阪で日本初演のミュージカルとして上演する。オリジナル映画版の脚本・原案であるトム・へドリーを舞台版脚本に迎え、映画版の遺伝子を受け継ぎながら、よりダンスと音楽をフィーチャーした誰もが楽しめるミュージカルとして、昭和・平成を超え、令和の日本に再登場する。  夢見る少女アレックスの夢・友情・恋の物語は、「地球ゴージャス」公演をはじめ、近年は『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』『キンキーブーツ』など、翻訳作品の演出での評価も高い岸谷五朗が演出を担当。今回の日本初演では主演のプロダンサーを夢見る少女アレックス役を、宝塚退団後初の単独主演作となる愛希れいかが務め、そのアレックスの親友で“ハリーズ”のダンサー、キキ役を、2017年にE-girlsを卒業、現在はソロで活動中のDream Shizukaが熱演する。  今回実施したインタビューでは、もともとミュージカルへのあこがれがあったことを明かすとともに、作品が投げかけるメッセージにも共感したというDream Shizuka。「暗い状況ではありますが、自分自身も作品を通して元気をもらっていますし、夢や抜け出した後に楽しいことが待っていると感じてもらえたら嬉しいです」と気合十分で送り出すミュージカル『フラッシュダンス』について、Dream Shizukaに話を聞いた。【取材=鴇田崇】

自分が知らない世界に行ってみたい

――今回のミュージカルへの出演が決まった時、率直にいかがでしたでしょうか?  いつかミュージカルはトライしてみたいと思っていたひとつの夢だったので、参加させていただけることは、素直にうれしかったです。 ――いつくらいから夢として掲げていたのですか?  これまでいろいろなグループに属して活動させていただくなかで、ミュージカルに触れる機会も何度かありました。その時に自分自身が初めて歌というものに触れた時と同じような感覚になったというか、すごく楽しいわくわくする、自分が知らない世界に行ってみたいなと思うような感覚があり、きっかけになっています。 ――表現の方法の幅が広がりますよね。  表現することが根本的に好きなので、そういう意味ではもろもろの活動を通して触れたことで、これほど楽しい世界がまだあるのかということを知り、いつかはやってみたいなと、心の片隅にずっとあったような感じですね。 ――ミュージカルならではの醍醐味とは、具体的にはどういう感じでしょうか?  わたしが醍醐味を語るのは恐れ多いことではあるのですが、非日常に飛び込める楽しみはあると思いますし、普段生活していると自分自身の生活を生きるだけですよね。でもお芝居やミュージカルは別の人の人生を生きることができ、普段だとなかなか言えないような感情を爆発させたりすることもできるんです。なによりもお客さんに生で観ていただけることも、醍醐味ではあると思います。録画したものを画面を通して観るのではなく、その時その場所で生きている自分自身の感情を観ていただけることがすごく面白いし、正解がないですよね。毎回気持ちも違うので、そういう意味では、それが面白味なのかなと思いますね。 ――なるほど。ミュージカルの場合、個人的な気持ちも乗りやすいですか?  わたし個人の感情というよりかは、そのミュージカルで生きている役がほかの役の人と会話することで、意味をなしてくるんです。毎回同じやり取りではないわけで、毎回ちょっとずつ感情が変化していくなかで、非日常ではあるのですが、そこでもリアルな日常があるみたいな感覚。そこは面白いですね。どう来るかわからないし、どう転ぶか読めないので、それも日常なんです。いろいろな人生を生きられる感覚。それがお客さんに生で観ていただける喜びはありますよね。 ――もともとはクラシカルで有名な作品ですが、今回のステージはどうなりそうでしょうか?  わたし自身、映画は当時Dreamのメンバーにすすめられて観たことがきっかけだったのですが、自分が生まれた80年代がこれほどまでにキラキラしていてカッコよくて、すごく新しい世界だったのかとびっくりしました。それが今回ミュージカルとなって日本で初めて上演となることに、自分自身も不思議な縁を感じています。わたしがミュージカルに本格的にチャレンジさせていただく作品が「フラッシュダンス」ということもすごくうれしいですし、きっといろいろな縁がめぐりめぐってきたのかなと思うので、そういう意味では、この作品が持っている夢への真っすぐな気持ちや、愛情、夢を目指す過程での挫折、不安、葛藤など、わたし自身が夢を叶えるために頑張っている今の気持ちを上手くリンクさせながら、こういう時だからこそみなさんにも観てほしい作品にもなるのかなと思っています。また、この作品の使命・役割が、このご時世だからこそ強く出るのではないかなと思っています。 ――当時、メンバーはなぜ勧めてくれたのでしょうか?  すすめてくれた彼女自身がその年代の楽曲や映画が大好きで、もともと詳しいんですよね。特に出会った頃から一番のおすすめの映画として、彼女は「フラッシュダンス」を挙げていたんです。とにかくカッコいいから観て、と。キュートだけれど、女子の強さもあり、それがきっかけで観たんです。 ――今回のご出演はご報告されましたか?  しました。すごく喜んでくれました。「観に行くわー!」と(笑)。

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