ノロノロ、雪で渋滞 県内、スリップ事故21件
18日の石川県内は冬型の気圧配置となり、雪や曇りとなった。午前11時現在の積雪量は白山市河内50センチ、輪島5センチ、金沢で3センチとなっている。金沢地方気象台によると、冬型の気圧配置は21日ごろまで続き、19日午前6時までに予想される24時間降雪量は、平地で10センチ、山地で30センチとなる。 野々市市の加賀産業開発道路は通勤時間帯、雪のためノロノロ運転の車で渋滞した。県警によると、18日午前9時までの24時間に21件のスリップ事故が発生した。人身事故は3件で、5人がけがを負った。17日午後9時ごろには、珠洲市内でスリップした車が対向車線の車に衝突し、1人が重傷を負った。 小松空港発着便は18日、同空港周辺の悪天候により、羽田行き日本航空186便が約1時間遅れて出発した。 正午までの最高気温は金沢2・7度、輪島1・5度と前日より5度ほど低くなった。18日はしけとなり、予想される波の高さは加賀、能登ともに5メートル。雪を伴った風も強く吹き、最大瞬間風速は陸上で25メートル、海上で30メートルを見込む。気象台は、雪による交通障害や高波、強風に警戒を呼び掛けている。