障害者の優れた才能 キラリと光る 「きらぼし☆アート展」/岡山・津山市
障害者の芸術作品展第8回「きらぼし☆アート展」(同実行委、津山市など主催)が、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まり、一人ひとりの個性を発揮させた力作が来場者の目を楽しませている。8日まで。 【写真】大胆な色使いが目を引く意欲作の数々
同アート展は障害のある人たちから優れた才能を見つけようと始まり、今まで倉敷、総社、赤磐市などで行われ、県北では初めて。県内の障害者支援施設やデイサービス、就労継続支援事業所などに在籍、または県内在住、在職の子どもから高齢者までが参加。応募作品358点の中から実行委が審査した134点を展示している。
今年は絵画、写真、造形に加え、デジタルアート部門を新設。社会の様子や身近な自然をありのままに捉えた風景写真、大胆な色使いが目を引く油彩やアクリル画、「夢の街」をテーマにグループで力を合わせて仕上げた模型、パソコンのスキルを生かして描いたコミック調のイラストなど多彩な作品が会場に並び、訪れた人は「すごい」「発想がおもしろい」などと語りながら興味津々な様子で観賞していた。
開館時間は午前10時~午後4時(最終日は2時まで)。入場無料。このほか15~1月31日に岡山市幸町のきらぼしアートセンター2階でも開催する。
津山朝日新聞社