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志摩広域消防組合解散へ 南伊勢町が市へ委託 三重

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伊勢新聞

 【志摩】三重県の竹内千尋志摩市長と南伊勢町の小山巧町長は29日、志摩市役所で会見し、両市町で構成する志摩広域消防組合を来年3月末をもって解散させると発表した。現行の一部事務組合から、町が市に消防行政を委託する事務委託方式へと移行させる方針。  同組合は合併前の志摩・大王・阿児・磯部・浜島・南勢の旧6町を構成自治体として、昭和48年4月に1署・5分署体制で設立。合併を経て令和2年4月現在は、志摩市と南伊勢町の旧南勢町区域を管轄区域に消防活動を続けてきた。  合併により構成市町が大幅に減少して一部事務組合としての意義が薄まったほか、人口減少や少子高齢化に伴う厳しい財政状況への対応、南海トラフを震源とする大規模災害への備えから、2年前から再編に向けた協議を重ねてきた。  解散後は、町が市に消防行政を委託する志摩市消防本部へと移行する。指揮命令系統は一元化するが、両市町による情報交換や合意形成の場は残す方針。解散により、事務手続きの簡素化や住民の利便性向上、二重行政の解消に伴う業務の迅速化のほか、約3千万円の経費削減につながる見通しという。  竹内市長は「コロナ禍の状況、両市町の情報共有や連携を強化するうえで、組織再編はさらなる安全安心の推進につながる」と述べた。小山町長も「引き続き安全安心に暮らせる地域社会づくりを目指して全力で取り組みたい」と話した。

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