メインはまぜ麺とカレー! カレー激戦区・秋葉原に新たな個性派店が誕生
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレーの中からイチオシのカレーを教えてもらう企画。 今回は、今年1月、東京・秋葉原にオープンした「ニコニコ まぜ麺&カレー」を紹介します。
店主はスリランカ人シェフ。 それでいて看板メニューはまぜ麺とジャパニーズカレーという取り合わせです。
まぜ麺はまぜそば、油そばと言った方がイメージしやすいかもしれませんが、要は汁なしのラーメンのこと。ハラールのお店でラーメン系は珍しいのですが、どうやら日本在住外国人がラーメンを食べたくてもハラールじゃないので食べられないという方が少なからずいて、そんな方に向けて作っているようです。だからこそのカレーもジャパニーズカレーなのですね。
「ポタージュカレー麺」950円にスパイス追加(50円)でいただきました。ポタージュ状になったカレーと中華麺。白ネギ、青ネギ、刻み海苔、鶏チャーシューと味玉という構成です。しっかり混ぜ合わせて食べれば間違いなくおいしいドライカレー麺とでも言いましょうか。
僕はカレー味のまぜそばや油そばも今まで何度も食べてきていますが、その中でもスパイス感の深みは頭ひとつ抜きん出ていて気に入りました。お店の方に「スリランカスタイルのカレーはないのですか?」と聞いたら、「日本人のお客さんのリクエストがあるのでやろうかと考えています」とのことだったので、「是非やってください!」と後押し。後日、本当に日替わりスリランカカレーがスタートしたことを知り、再訪しました。
「日替わりスリランカカレー」1000円。僕が行った日はマトンカレーといんげんのニンジンのカレーのあいがけに、サンボルというスリランカの野菜の和え物がつく形でした。しっかり辛口なマトンは骨つきで肉好きにはたまらないおいしさ。激辛手前の辛さはスリランカ的であり、辛いからこそ肉自体のほのかな甘味を感じる仕上がりです。