「何かに怒って運転してるようです」 フランス人が日本で違いを痛感した理由とは
訪日外国人の多くが驚くことに、日本の治安の良さや清潔さがあります。母国以外にも、過去にさまざまな国に住んだことがあるというフランス人男性は、日本のある光景に感激していました。日本の良さが顕著に表れているといいますが、いったいどのような場面を目の当たりにしたのでしょうか。 【写真】フランス人が日本との違いを痛感する場面の写真 ◇ ◇ ◇
家族からの“欲しいものリスト”待ち
フランスの首都・パリの郊外から、出張のために日本を訪れているシルバさん。10年前、仕事の関係で日本に2年ほど住んでいた経験があります。その後も頻繁に訪日していて、昨年は家族と一緒に日本旅行を楽しんだそうです。 仕事のオフを利用して、東京・京橋付近を散策していたシルバさん。自宅で待つ家族へのお土産を探していました。 「日本の伝統工芸など家に飾れるものに出合えたら、買いたいと思っています。前回、家族と旅行に来た際、ありとあらゆるものを買いました。妻は日本の紙製品や折り紙を気に入っていましたね」 日本独自の伝統工芸品は、外国人観光客にも人気のアイテム。家族から“欲しいものリスト”も届く予定とのことで、どんなリクエストが来るのか、シルバさんは連絡をもらうのが楽しみな様子でした。
日本は「快適で静か」 複数国になじみのあるシルバさん
シルバさんは日本以外にも、アメリカなどさまざまな国に住んだことがあるそう。ほかの国と比較し、「快適で、静かで、人が礼儀正しいです」と日本の印象を穏やかに答えてくれました。なかでも、シルバさんにはその違いが否応なくわかる場面があるといいます。 「運転すると違いがわかります。日本では安心して運転できますが、フランスはみんな何かに怒って運転してるようです(笑)」 国際的なシンクタンク・経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(GPI)2024年版」で、日本は「社会の安全と治安(Societal Safety and Security)」カテゴリーにおいて世界7位に選ばれています。一方で、シルバさんの母国フランスは42位という結果でした。シルバさんは日本に対して、ほかの国にはない安心感を覚えているようです。 フランスとの違いを楽しみながら、日本で快適な時間を過ごしているシルバさん。滞在期間中に、日本の良さをたくさん見つけてほしいですね。
Hint-Pot編集部