吉田正尚、今季18本目の二塁打で、49打点目「いい方向に打てた」
◆米大リーグ レッドソックス3―5オリオールズ(10日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) レッドソックスの吉田正尚外野手が10日(日本時間11日)、本拠のオリオールズ戦に「5番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、8回に左中間適時二塁打を放って、8月27日ブルージェイズ戦以来、10試合ぶりに打点を挙げた。4打数1安打1打点で打率は2割8分4厘。吉田は49打点目で。メジャー通算250安打に王手を掛けた。レッドソックスは8回の反撃も及ばず、3―5で敗れた。 試合後の質疑応答は以下の通り。 ◆吉田に聞く ―元ヤクルトで、日本時代から対戦している相手先発スアレス。きょうの印象は。 「前回よりきょうは変化球が多かった印象で。1打席も変化球に対応が出来なかった。チェンジアップも奥行きがある。(前回対戦と)きょうは変えていたんじゃないですかね。配球も含めて」 ―その中でも2打席目の左飛は惜しかった。 「チェンジアップを、もう少し押し込めれば。(向かい)風もちょっとありましたし、ちょっと弱かったかな」 ―最終打席の二塁打。どのようなアプローチだったか。 「対戦(カノ)も何度かありますし、前回左中間にいい球が打てていたので、そのイメージを持って、引っ掛けないようにというところでした。そうなると自然とセンターから逆方向となる。いい方向に打てたと思います」 ―最近チームはツープラトン方針で、左腕先発の試合で先発を外れるケースも。日本時代にはなかったこと。調子の継続は難しさは。 「試合に向けてしっかり準備するだけ。一日一日レベルアップも含めてですが、リカバリーとのバランスを考えながら、出る時と出ない時の練習量を(調整)している。(今年は)DHですので、去年よりトレーニングの量を増やしながら、というところを心掛けています」
報知新聞社