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【Go To!アートなホテル2泊目】「アートコレクターの住まい」へようこそ、京都の中心に登場したnode hotel

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旅好きなら誰もが実感してきたことだろうが、ニューヨークやパリ、ロンドンなど欧米の大都市に比べて日本のお宿事情は長らく退屈なもので、気の利いたブティックホテルやデザインホテルの類の登場においては、すっかり後塵を拝してきた。でもこの数年少しずつ事情が変わってきて、オリンピックを見込んだ2020年は、ホテルの開業ラッシュ。とりわけ京都は鳴り物入りで日本初上陸を果たした「ACE HOTEL」やフランスの料理界の巨匠アラン・デュカス率いる「MUNI KYOTO」などが話題を呼んでいるが、その中でたった25室ながら異彩を放つアートホテルが誕生し、注目を集めている。それがnode hotelだ。 ニューヨークでゲストハウスを経営したり、アートや家具のバイヤーとして活躍、世界のアート界との繋がっているアートディレクターが、長年、京都の不動産業界で活躍してきたオーナーとタッグを組んで、「アートコレクターの住まい」をコンセプトに造り上げたブティックホテルで、カフェを中心としたパブリックスペースや客室には、世界中のギャラリーやアートフェアでコレクションしてきたアート作品が贅沢に飾られている。まず目に飛び込んでくるのが、エントランスのレセプションに掛けられた五木田智央の大作。ほかにもゲルハルト・リヒター、杉本博司、キキ・スミスなどの巨匠からバリー・マッギー、井田幸昌、桑田卓郎などの人気作家まで幅広く、そのセレクションにコレクター自身のクールなセンスが一貫しているのが魅力だ。1階には陶芸作品も展示されているのだが、実は美大の学生たちが失敗して廃棄した陶芸を拾ってきて展示しているのだとか。こんな目利きならではのウィットに富んだコレクションから伝わる審美眼を楽しんでほしい。 部屋は10平方メートルのシングルから56平方メートルのジュニアスイートまで、シックなグレーを基調にしたインテリアにそれぞれの部屋で異なるアートが映える。こだわりの寝具やアメニティが備えられた客室の落ち着いた佇まいは、まさに「アートコレクターの住まい」そのもの。 さて、現在開催中のKYOTOGRAPHIE2020(~10月18日まで)に合わせて、一階スペースは常設のアート作品を掛け替えて、写真展示をしている。オーナーや彼の友人のコレクションだというレディガガを撮影した荒木経惟の作品から、細江英公、レン・ハン、ヨーガン・アクセルバルまで、写真ファンには堪えられない充実のラインナップが勢揃い。 コレクター邸に招かれた気分で京都の旅のベースにするのがオススメだが、ステイせずともカフェは誰でも利用が可能なので、ぜひ京都散策のついでにギャラリーに立ち寄る気分で訪れてみてほしい。

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