【バレー】東レが岡山をストレートで下し、無傷の10連勝。デンソーがNECをフルセットで破り、7勝目。PFUが日立に3-1で勝ち、今季初白星 V1女子
2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は28日、北ガスアリーナ札幌46(北海道札幌市)、E・プラザいしかわ(石川県かほく市)、ジップアリーナ岡山(岡山県岡山市)の3会場で計5試合が行われた。(札幌会場はV2男子との共同開催) フォト NECレッドロケッツ 2020.11.14・15大田 初の札幌でのホームゲームとなったデンソーはNECと対戦。第1セットはNECが25-23で奪うも、サーブや中元南、横田真未らの多彩な攻撃でデンソーが第2・第3セットを連取し、逆転する。第4セットになると再びNECのペースとなり、ネリマン・オズソイ、古賀紗理那の攻撃を中心に攻め、25-17で取り返し、試合はフルセットに。NECにとっては今季初のフルセットとなった。最終セットは一進一退の攻防となったが、デンソーがレシーブで粘りを見せ、15-13で大接戦を制した。 岡山では開幕以来負けなしの連勝を続けている東レがホームの岡山と対戦。この試合でも安定した働きを見せた石川真佑、クラン・ヤナらの活躍で東レがストレートで勝利し、遂に無傷の10連勝となった。ホームで勝利したい岡山は29日、トヨタ車体と対戦する。 同じ会場の第2試合は昨年覇者で今季はまだ1敗のJTがトヨタ車体と対戦。今季は苦しい戦いの続くトヨタ車体は若手の鴫原ひなたらが奮闘するが、JTはドルーズ・アンドレア、田中瑞稀のスパイクや芥川愛加のブロックなどでトヨタ車体を寄せ付けず、JTがストレートで勝利した。 先週と同じ会場でリモートマッチとなった石川では、4勝目を狙うKUROBEが姫路と対戦。第2セットはデュースにもつれこむも、KUROBEがストレートで勝利し、8位に浮上した。続いて、ホームのPFUが日立と対戦。ここまで白星のなかったPFUが3-1で勝ち、今季初の勝利を手にした。苦戦の続く日立と姫路は29日の試合で連敗ストップを目指す。 29日も同じ会場で計5試合が行われる。 【順位】(Pはポイント) 1 東レアローズ(10勝0敗28P) 2 JTマーヴェラス(9勝1敗26P) 3 NECレッドロケッツ(8勝3敗25P) 4 デンソーエアリービーズ(7勝3敗22P) 5 岡山シーガルズ(6勝4敗17P) 6 久光スプリングス(5勝6敗17P) 7 埼玉上尾メディックス(5勝5敗16P) 8 KUROBEアクアフェアリーズ(4勝6敗10P) 9 トヨタ車体クインシーズ(3勝7敗9P) 10 日立リヴァーレ(2勝8敗5P) 11 ヴィクトリーナ姫路(1勝9敗4P) 12 PFUブルーキャッツ(1勝9敗4P) ※順位は勝率、セット率が同じ場合、得点率で決定する
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