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最年少タイトル目指す 将棋・藤井聡太七段の人生初”封じ手“は第2局以降に 木村王位との第61期王位戦七番勝負・第1局

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中日スポーツ

 最年少タイトル獲得を目指す藤井聡太七段(17)が、最年長タイトル獲得記録を昨年塗り替えた木村一基王位(47)に挑む将棋の第61期王位戦七番勝負(中日新聞、東京新聞主催)第1局は1日、愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で始まった。午後6時すぎに指し掛けとなると、木村王位が54手目を封じた。注目されていた藤井七段の人生初封じ手は、第2局以降のお楽しみとなった。  2日目の2日は午前9時に再開し、勝敗は夜までに決まる見通し。  藤井七段はタイトル戦で2回目となる和装で登場した。6月28日の棋聖戦五番勝負第2局の時は黒の着物に濃紺の羽織だったが、それとは打って変わって白い着物にライトグレーの羽織。夏らしい色合いもよく似合い、ホテル内の音楽堂に設けられた対局場にりりしい姿が映えた。  将棋史に刻まれる「最年長VS最年少シリーズ」が開幕した。立会人の谷川浩司九段(58)から定刻を告げられると、振り駒で先手となった藤井七段はいつも通り、お茶をひと口含んでから飛車先の歩を突く初手2六歩を指した。  戦型は角換わり腰掛け銀。午前11時の時点で早くも藤井七段が仕掛けると、午後からは激しく攻め立てる展開に。だが、これは木村王位が引っぱり込んだ順でもあった。「千駄ケ谷の受け師」の面目躍如なるかの見せ場を迎えた。  木村王位が放った「遠見の角」を見て、1時間36分の長考で藤井七段が一気に踏み込むと、初日にして終盤戦の様相を呈した。詰むや詰まざるやまで読まないといけない局面だけに、木村王位は59分考えて封じる意思表示をした。  1日目の消費時間は木村王位3時間30分、藤井七段3時間57分だった。  ダブルタイトル挑戦となっている藤井七段。すでに渡辺明棋聖(36)=棋王・王将と合わせ3冠=に2連勝して初冠に王手をかけている棋聖戦か、この王位戦のいずれかを制すれば、屋敷伸之九段(48)の最年少タイトル獲得記録18歳6カ月を上回る。

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