ズボラでも1年で100万貯まる!“ゆる貯金”6つのルール
「細かい性格じゃないからお金が貯まらない」などとあきらめるのは、まだ早い! ズボラな人にはズボラなりのやり方があるんです。ラクチンだから続けやすい、ゆる~い貯蓄法をご紹介します! 「貯金」の最新情報はこちら 大半の人はズボラ! いい加減なくらいのほうが貯蓄は成功するんです!!
「きちんと貯蓄ができるのは、几帳面な性格の人だけだと思っていませんか? そんなことはありません! ズボラさんにだって、その性格に合った貯蓄法があるんです」と語るのは、ファイナンシャルプランナーの飯村久美さん。 「コツコツ節約したり、家計簿をつけたり、ストイックにがんばることを苦にしない人もいるでしょう。でも、細かい作業が苦手で、すぐにリタイアしてしまう人も多いはず。そんなズボラさんが貯蓄を続けるためには、がんばりすぎないことが大切。まずは、自分がズボラであることを自覚して、それに合ったシンプルな仕組みを作りましょう。あとは多少『いい加減』なくらいのほうがいいんです」(飯村さん、以下・飯) もっとも大事なポイントは「先取り貯蓄」。「お給料が入ったら、別の口座にお金を移してしまいましょう。残った範囲内でやりくりできれば、そのお金は何に使ってもOK。なるべく無理をせず、手間を省いて、まずは『続ける』ことを目標にしましょう」 細かいことは気にしない! ズボラーのポリシーを紹介します。
【ズボラ式ルール1】お金は全部使っても平気でーす!
「『毎月口座に残った分を貯めていこう!』と思っていても、実際はなかなか貯まらないもの。だから、給与が振り込まれたら、すぐに貯蓄分を別の口座に移して見えなくしてしまいましょう。『最初からないもの』と思えば、ラクに続けることができます。給与から天引きされる財形貯蓄や、銀行の自動積立定期預金などを利用して、毎月自動的に貯まる仕組みを作ってしまえば、あとは忘れていてもどんどんお金が貯まります。無理のない金額から始めて徐々に増やしていきましょう」(飯)
【ズボラ式ルール2】 家計簿なんてつけなーい!
「家計簿をつけるのが苦手なら、無理につける必要はありません。そもそも家計簿はつけるだけでなく、見直して反省してこそ効果のあるもの。 そこまでできないのなら、『トライして挫折』を繰り返すのはやめて、最初からあきらめましょう。予算の範囲内で生活できるなら、毎月の収 入と支出さえしっかり把握していればOK。それよりも、貯蓄用口座の残高に目を向けましょう。毎月金額が増えていくのを目にすると嬉しくなり、自然と無駄遣いが減っていきますよ」(飯)