ニューベリー、マサチューセッツ州、11月29日 (AP) ― 米東北部マサチューセッツ州ニューベリーの州間高速道路I-95で11月28日夜、北行きレーンを逆走した白のテスラがSUVと正面衝突し、SUVのドライバーが死亡した。 　死亡したのはエンディコット大学所属の49歳の警察官で、死亡に事件性はない。 　逆走車は当初ニューハンプシャー州の州警察からマサチューセッツ州当局に通報があり、同州警察はジョージタウン付近でタイヤのエア抜き装置を用意して待機していたが、テスラはその前に警察官が運転するSUVと正面衝突した。 　この事故で高速道路は両方向が通行止めとなった。消防が出動してドライバーを事故車から運び出す作業に取り掛かり、約1時間後に2人とも事故車から運び出された。 　重傷のテスラのドライバーは、ドクターヘリーでボストンの病院に搬送されたが、SUVを運転していた警察官はその場で死亡が確認された。 　逆走の原因については、エセックス郡地方検事局に所属する州警察の刑事が捜査を進めている。 （日本語翻訳・編集　アフロ）