【イケメン俳優】仮面ライダー出身、赤楚衛二ってどんな人?「友達からよく言われるのは…」
現在公開中の注目映画『思い、思われ、ふり、ふられ』。4人の高校生の、言葉にできない鬱屈した思いや、すれ違う恋を描いた青春映画。その中で、爽やかな好青年ながら内側には多くの葛藤を抱えた高校生を好演している赤楚衛二さん。若手俳優の登竜門といわれる『仮面ライダー』出身で、これからが大きく期待されている存在です。その素顔を森栄喜氏のカメラが写し出しました――。 >>オリジナル記事を読む! 【イケメン俳優】仮面ライダー出身、赤楚衛二ってどんな人?「友達からよく言われるのは…」
MY CHARACTER ―マイペースな理由―
家にいるときは本当にダラダラ過ごしていて。体が床と垂直になっていることがほとんどないですね(笑)。大抵は映画を見たり本を読んだり、友達と電話で話したり。文字入力に時間を取られるのが嫌いなので、LINEより圧倒的に電話派なんです。 一人時間がないと無理なので、オフが1日なら一人で家で過ごします。とりとめもなく考え事をする、という無駄な時間が好きなんですよね。でもオフが2日あったら、1日は必ず友達と出かけます。 スポッチャに行ったり、カーシェアリングで車を借りて郊外のスーパー銭湯に行ったり。リフレッシュ系が多いですね。近場ならウィンドウショッピングとか。買わんのかい!って感じですけど(笑)。 友達からは「マイペース」ってよく言われますし、自分でもそうだと思います。嫌なことはハッキリ嫌と言うので。たとえば友達と午後からずっと一緒に遊んでいて、そのまま「オールしようぜ」となっても「僕は帰るわ」と言っちゃう。僕的には、これって体力の問題なのかなと思っていて。 体力がないから体のことを考えて、ついつい自分のペース優先になってしまう。だから最近、体力をつけたくて筋トレを頑張っているところです。
AS AN ACTOR ―バランスのいい偏り―
子供の頃から家族で月に1回映画を見る習慣があって。人を楽しませるのが好きだったので、高校の頃、映画の中の人になれば人を楽しませることができる!と思い、俳優を目指そうと決めたんです。それで19歳のときに思い切って上京して、今の事務所に所属しました。 初めて出演したのは『ヒロイン失格』という映画。最後に「おはよう」というセリフがあっただけなんですけど、それでもガッチガチで。そんな僕を監督が優しく見守ってくれていたのを覚えています。 将来は、主演をやりたいとか賞を取りたいというより、いい作品にたくさん出会いたい。考えさせられる作品が好きで、自分の演技によって見た人が何かを考えてくれたらな、と思っているんです。そういう意味では、間もなく公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』はすごくやりがいを感じました。 ただ、これまでは『仮面ライダー』とか感情を強く出す役が多かったので、今回初めて繊細なお芝居を求められてすごく悩みましたね。僕が憧れている俳優さんは、中井貴一さんなんです。細身なんだけど芯が太い感じとか、爽やかな雰囲気なのに絶対的な存在感とか。 あんなふうな“バランスのいい偏り”をいつか自分も身につけられたらなと思っているんです。