現役最強馬ドウデュースの半兄 鞍上にC.デムーロ騎手を迎え復活の狼煙を上げられるか
先週のジャパンCを制し、GI・5勝目を挙げたドウデュースの半兄となるロンズデーライト(牡6、栗東・高橋一哉厩舎)が、日曜中京10Rのクロフネカップ(3歳上・2勝クラス・ダ1200m)で3勝目を狙う。 【写真】ロンズデーライトこれまでの軌跡 ロンズデーライトは父ディープインパクト、母ダストアンドダイヤモンズ、母の父Vindicationの血統。母は12年の米G2・ギャラントブルームHの勝ち馬で、同年の米G1・BCフィリー&メアスプリントでは2着だった。そして半弟のドウデュースは21年の朝日杯FS、22年の日本ダービー、昨年の有馬記念、今年の天皇賞(秋)とジャパンCの覇者。また、半姉のフラーレンもダートで4勝を挙げてオープンまで出世している。 ここまで14戦2勝。昨年5月の1勝クラスで2勝目をゲット。昇級初戦の皆生特別でも2着に健闘したが、その後は低迷が続いていた。しかし、今春の高橋一哉厩舎への転厩を契機にダートに再転向すると、近2戦は0秒1差の4着、0秒4差の4着。もうワンパンチ欲しい印象はあるものの、新進気鋭の注目トレーナーの下、復調を果たしていることは間違いない。 今回はC.デムーロ騎手との初タッグとなる。あとひと押しを世界の名手が補い、久々の勝利を手にすることを期待したい。