日常生活で「いつの間にか太ってしまう」5つの習慣
日々の生活習慣に潜む5つの“太る理由”を、オーストラリア版「エル」が分析!
【習慣1】テレビをつけたまま寝落ち
最新の研究によると、睡眠中にテレビや蛍光灯、ブルーライトなどの人工光を浴びるだけで、体重が増える可能性が高まるのだとか。ある実験では、5年で5kg以上増加するという結果も! 寝る前にすべてのデバイスやライトはオフする、あるいはカバーをかけるなどして対策を。“テレビを見ながら寝落ち”は、体を疲れさせるだけと心して、早めにベッドへ向かおう。
【習慣2】6時間以下の睡眠
上質な睡眠は健康的な心身をキープするための基本。体重増加の観点からいえば、毎日6時間以上は寝たいところ。 それ以下の場合、胃から生産されるホルモンであるグレリンの活動が乱れる。脳に空腹状態であると働きかけて食欲を増進させてしまうことに。 さらにそれだけに留まらず、レプチンの機能が低下することでいくら食べても満腹中枢が満たされにくくなるという状態に陥ってしまうのだ。
【習慣3】食事中のスマートフォン
スマートフォン片手にランチを食べる、ディナータイムにNetflixのリアリティショーを見ながらリラックス。近年よく見る光景もまた、体重を増加させる一因に。 「アメリカ臨床栄養学会誌」にて発表された研究によると、ほかの物事に気を取られながら食事をとると、いつも以上に多く食べてしまったり満腹感が得られなかったりするそう。その一方で、目の前の食材に集中しながら食べると、食事に対する満足感が高まるという。 解決策はいたって簡単。食事中はスマートフォンをしまう、あるいはTVをオフにしよう。食材の色彩や香りを楽しみながらゆっくり噛もう。
【習慣4】体内の乾き
健康的な体を維持するうえで欠かせない水。フィットネスの効率を高めるうえではもちろん、ヒトの消化作用にも大きくかかわっている。 水分が足りないと、体内に蓄積された脂肪や炭水化物を代謝することが困難に。また、老廃物を流す機能も低下するのでむくみやすくなってしまうのだとか。 一度に大量ではなく、こまめな水分補給がカギといえそうだ。
【習慣5】タンパク質過多
高タンパク質を意識した食事のブームはいまだ継続中。けれども体が必要とする以上のタンパク質をとった場合、余剰分は脂肪として蓄えられることは、意外と知られていない事実! 筋肉に変わることを意識して食べたタンパク質が脂肪になってしまうというのは、何とも悲しい。 1日のタンパク質の量の目安は体重1kgあたりに0.75gをかけた数字(例えば体重50kgの場合は、1日約40g)。筋肉の修復や新陳代謝には欠かせないので、切り詰めすぎないようにすることが重要だ。