ミニ四駆大会や「逃走中」…子どもの夢かなえます
滑川市内の子どもから募った願いを実現する催し「こどものゆめをかなエール」が30日、滑川市常盤町のショッピングセンター・エール周辺で開かれる。ミニ四駆大会やファッションショーなどを繰り広げ、達成の喜びを実感してもらう。 有志の団体「街ing(マッチング)なめりかわ」の古野知晴さん(滑川市)が、子どもたちにわくわくする体験をしてもらおうと発案。昨年12月に中学生以下を対象に募り、25の夢が寄せられた。 高原優太郎君(寺家小6年)は、愛好する自動車模型「ミニ四駆」の大会を企画。サーキットを設け、午前10時から午後5時まで開く。29日には組み立てや走行の体験を行う。「作ったり走らせたりする楽しさに触れてほしい」と話す。 中島結音さん(北加積小4年)は、普段できない遊びをしたいと、テレビ番組「逃走中」をまねた鬼ごっこを提案。リハーサルでは背広姿のハンターから逃げ「迫力があった」と声を弾ませた。30日は開店前に行われる。
衣服に関する応募が複数あったため、午後2時半からファッションショーを実施。「ウクレレバンドで演奏したい」「レジ打ちをしてみたい」などもかなえる。 古野さんは「夢の実現を喜んでもらいたい。周囲の子どもにも刺激になればうれしい」と話した。 イベントはエールと公園通り商店街が主催。出場・出演は一部締め切っているが、見学は可能。問い合わせはエール、電話076(475)8500。新型コロナの感染状況により内容を変更することがある。