【Suica】時差通勤・同一運賃区間乗車でJREポイント追加還元 マイナンバーカードとの連携も
新型コロナウイルスの影響で、鉄道各社の利用者は落ち込んでいます。 JR東日本も例外ではなく、コロナ対策とともに利用者増を図りたいところです。 今回は、JR東日本が近々実施するお得なサービスを3つ紹介します。
時差通勤でJRE POINTを追加還元
2021年春から1年間、時差通勤をするとJRE POINTが追加還元されるサービスを実施する予定です。 東京メトロ東西線でも同様のサービスが実施されていて、それに追随した形です。 Suica通勤定期券を持っている人が対象で、FREX定期券、通学定期券、グリーン定期券は含まれません。 対象のSuica通勤定期券をJRE POINTに登録したうえで、JRE POINT WEB サイトにてエントリーしてください。 ■遅く通勤すると20ポイント/日 エントリーしたSuica通勤定期券を使って、JR東日本在来線首都圏エリアの駅に入場すると、 【早起き時間帯】 各駅が設定したピーク時間よりも前の時間帯に入場:15ポイント/日 【ゆったり時間帯】 各駅が設定したピーク時間よりも後の時間帯に入場:20ポイント/日 といった具合に、JRE POINTが追加還元されます。 1日に複数回利用しても、還元されるのは1日1回のみです。
回数券のように「月10回以上利用で1回分相当」のJRE POINTを還元
2021年3月1日、月10回以上同一運賃区間をSuica残高で利用すると、1回分相当のJRE POINTが追加還元されるサービスが開始されます。 JR西日本のICOCAで同様のサービスが実施されています。 JRE POINTに登録したSuicaを持っている人が対象ですので、未記名Suica、記念Suicaは対象外、Suica定期券の定期券区間の利用も含まれません。 JR東日本在来線すべてのSuicaエリアが対象エリアです。 現在、Suica残高の鉄道利用でモバイルSuicaは2%、Suicaカードは0.5%分のJRE POINTが還元されますが、それとは別に還元されます。 同一運賃区間を月10回以上、Suicaの入金(チャージ)残高で利用すると、運賃1回分相当のJRE POINTが還元されます。 ■同じ運賃区間なら乗車区間が異なっていてもOK 紙の回数券と似ていますが、紙の回数券は乗車区間が同じでなければなりません。 一方でこちらは、同一運賃であれば東京 - 赤羽、品川 - 川崎、東京 - 蒲田(いずれも運賃は220円)のように、乗車区間が異なっていても同一運賃区間としてカウントされます。 しかも、月11回以上利用すると、1回ごとに運賃の10%相当のJRE POINTが還元されるため、乗れば乗るほどお得です。