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勝負の鍵となったハードタイヤスタート……「勝つためにはメルセデスと違うことをするしかなかった」とレッドブル・ホンダ代表

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motorsport.com 日本版

 F1 70周年記念GPでメルセデスの2台を下して優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。彼は予選Q2をハードタイヤで突破し、上位勢ではただひとりハードタイヤでレースをスタートすることとなった。結果的にはこの戦略が成功し、メルセデス勢に対してプレッシャーをかけることができた。 【ギャラリー】これが鬼才の仕事。エイドリアン・ニューウェイ作のベスト10マシン  これについてレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、チームとフェルスタッペンが他とは異なる作戦を採ることについて長所と短所のバランスをとった結果、これを実行することを決めたと語った。 「彼は明らかにそれを受け入れるしかなかった」とホーナーは言う。 「我々はシミュレーションを行なった。その戦略によって生じるメリットとデメリットを考えたんだ。そして我々は、先週のパフォーマンスを考えれば、メルセデスと同じことをしても同じ結果になるだけだと感じた」 「したがって、少なくとも(レース序盤を)ハードで走ることによって、レース終盤にセーフティカーが出動した際にグリップの高い方のタイヤでアドバンテージを得る、ということを考えたが、実際にはレースを通してペース面でアドバンテージを得ることになった」 「セーフティカーが入ることで厄介なことが起きる可能性もあったので、それはリスクでもあった。でも先のことは分からないし、実際うまくいった。今回は賭けに出る価値があったし、それが実を結んだんだ」 「ただ、我々はシンプルに速さがあり、スティントの長さやペースといった点でメルセデスよりも優位に立っていたんだ」  またホーナーは、フェルスタッペンがハードタイヤで見せたペースは予想外だったと認めた。 「メルセデスに対するベストな対抗策は、何か違うことをすることだと思っていた。ハードタイヤ、すなわち1週間前のミディアムタイヤでスタートしたことが、重要な要因となったのだ」 「Q2で我々だけが(ハードタイヤに)挑戦したのには驚いた。ただメルセデスと比較した我々のペースは先週よりも良かった。コンディションはわずかに異なっていて、空気圧も若干異なっていた」 「そしてレースではマシンが非常に優勢で、ペースを上げて長く走ることができた。そのためメルセデスをオーバーカットすることに成功し、ポジションを上げることができた。これらは全てマックスがタイヤを労ってくれ、なおかつマシンに速さがあったからこそ出来たことだ」  そう語ったホーナー。フェルスタッペンのタイヤマネジメントは非常に重要な役割を果たしたと語った。 「マックスはタイヤに対して良いフィーリングを感じていたと思う。マックスが信じられないほどの形でタイヤをマネジメントする姿は幾度となく見てきた」 「前のマシンを追いかけていると、タイヤにダメージを負うことも分かっている。メルセデスが(先に)ピットインすることは分かっていたし、我々はこのチャンスを活かすためにも、タイヤを残しておきたかったんだ」 「彼は高速コーナーでタイヤに優しく走ることに自信を持っていたし、ピットインに向けての準備もできていた。彼は(無線で)言っていた通り、見事にマネジメントしていた」 「ミディアムタイヤを履いていた時もそうだったし、レース終盤にはフレッシュなタイヤを履いたルイス(ハミルトン/メルセデス)がアグレッシブに攻めてきた時に備えて、ペースをキープしていたんだ」 「メルセデスがタイヤを替えた後、我々はかなり古いタイヤで彼らと同じペースで走れていた。彼らのタイヤには早い段階でブリスターが出始めていたので、これで勝てると思った」

Adam Cooper

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