【からつボート(モーニング)一般】奮闘が続く百武翔「勝率を落とさないように」
<9日・からつボート・前検日> 百武翔が実に今年5回目の地元戦。直近は2カ月前(9月30日~10月5日)にも参戦と、9月に初下ろしの現エンジンも経験済みだ。 ただ、舟を下ろす前は「大丈夫かな」と心配の声。今節タッグを組む相棒21号機は2連対率12%と元気がないからだ。それでも、実際に乗ってみれば「みんなと一緒くらいだったし、急いで整備する必要はなさそう」。しっかり動いてくれたことに、ほっと胸をなで下ろした。 2025年前期(来年1~6月)適用勝率は5.47でA級返り咲きを決めた。「またB級に落ちますよ(笑)」と自虐的だが、その言葉とは裏腹に近況のリズムは上々。10月の下関、若松と2節連続で予選突破を果たす奮闘。前節の宮島では「インから逃げたのは4カ月ぶりでしたよ」。少し顔を赤らめながら振り返ったが、ここでも予選をクリアした。その流れに乗りつつ、「ここで勝率を落とさないように」と気を引き締め直して今節に臨む。 初日は5枠の1走。「まずは予選突破ですね。頑張ります!」と気合十分だ。地元を走るのはこれが今年ラストの機会。新年すぐに待つ次の地元戦に最高の形でつなぐためにも、スタートダッシュを決める。