46歳「市川実日子」が民放連ドラ初主演 SNSも一切やらない“謎の女優”が支持される理由
女優の市川実日子(46)が来年1月期に放送される連続ドラマ「ホットスポット」(日本テレビ系)で、主演を務めることが発表された。本作は小さな田舎町を舞台に、市川演じるシングルマザーが宇宙人と出会い、不思議な出来事に巻き込まれていく“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”という内容で、バカリズムが脚本を担当している。市川は46歳にして初の民放連ドラ主演となるが、SNS上では「超楽しみ!」「大好きなので嬉しい」など、期待の声が集まっている。 【写真】実は超美脚! 市川実日子のミニドレス姿はこちら 10代からモデルとして活動し、ファッション誌「Olive」の専属モデルを経て、2000年に公開された「タイムレスメロディ」で長編映画デビューした市川。その後、数々のドラマや映画に出演する中、16年公開の「シン・ゴジラ」で第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。現在は名バイプレーヤーとして活躍しているが、年を重ねるごとに存在感が増し、見る者を引き付けている。 「20代の頃から女優として活躍している市川さんですが、40代になってからの活躍はめざましいものがあります。例えば、21年度後期放送のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』ではヒロインの恋敵として登場。良家のオシャレな令嬢かつストレートな物言いの姉御肌タイプで、次第に2人の恋を応援し、ヒロインの生涯の友になるという役どころを演じて人気を集めました。また、同年放送のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』では主人公の親友役で、不器用で仕事は長続きしないが自由気ままな生活をする風変わりなキャラクターを好演。さらに、2019年放送のドラマ『凪のお暇』でも主人公の親友になる役どころで出演しました。高学歴だが空気が読めず何かと報われないが、真面目に生きようとする姿を演じ、好評を得ました。どんなキャラクターでも視聴者の印象に残る演技を見せ、『この人が出演する作品なら見ようかな』と思う女優になりました」(テレビ情報誌の編集者) そんな市川には、画面に映るだけで、どこか気になってしまうような雰囲気がある。本人はどう感じているのだろうか。 「FRaU」(19年5月10日配信)では、お芝居の「上手い」「下手」は感覚や好みによるとインタビューで語っている。見る人もさまざまな人がいていろいろな見方があるので、同じように演者も自らを形にはめようとせず「もっと自由でいいんだ!」と開き直ってきたと告白。世の中には守るべきルールはあるが、モノを作る現場で「なんとなく自主規制をする」みたいな空気は破りたくなってしまう性格のようで、もっと自由に楽しんでも良いと思っているという。固定観念にとらわれないところも独特の存在感につながっているのかもしれない。