佐藤勝利、2024年に披露した“ジャンルレス”な姿 集大成『世にも奇妙な物』にも期待大
12月14日放送の『世にも奇妙な物語’24 冬の特別編』(フジテレビ系)にて4つの“奇妙な”短編ドラマの1つ「City Lives」でtimeleszの佐藤勝利が主演を務める。本ドラマ枠へは初出演にして初主演、そして初の“本人”役と、初づくしの出演だ。放送を前に、佐藤の俳優としての活躍ぶりを振り返ってみたい。 【写真】『世にも奇妙な物』に本人役で出演する佐藤勝利 佐藤は2024年2月から上演の舞台『モンスター・コールズ』で主演を務め、さらに2024年で25年の歴史に幕を下ろした堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』ではライバル役“ショウリ”として出演。ラストイヤーを迎えた2024年は、4月の帝国劇場に続き、9月には初の福岡公演にも出演した。これまで今井翼、上田竜也といった豪華キャストがライバル役を演じてきた中で、2022年から出演した佐藤は、愛らしさや初々しさを纏いながらも、嫉妬や葛藤、狂気滲む危うさを体現し、己の殻を破るようにして“ショウリ”を熱演。歴史ある『Endless SHOCK』に新風を吹き込んだ。 2023年は、『Endless SHOCK』と『Endless SHOCK -Eternal-』の2作同時公演を行っていた。ゲネプロの会見で堂本は、本編でセリフを飛ばしてしまったものの、佐藤がなにくわぬ顔で繋げてくれたと彼の成長ぶりを称賛。また、2024年の大千穐楽、最後の挨拶では、堂本を筆頭にキャスト、惜しむ観客の心境を汲むようにして、「『Endless SHOCK』の思いは僕達の胸に響き続けますし、終わらない」と話し、「光一くんに何と言うのが正解かはわからないですが、お祝いの言葉で締めたいと思います」とストーリーに込められたメッセージを踏まえながら、作品を愛する全ての人たちに光を照らすような前向きな言葉を選んでいたのが印象に残っている。 2024年に開催したtimeleszの全国アリーナツアー『We're timelesz LIVE TOUR 2024 episode 0』のソロステージでは、帝国劇場を彷彿とさせるシアターの雰囲気に一変し、「Black / White」を披露。過去のステージパフォーマンスからさらに進化した姿を見せた。歌とダンスのステージではあるが、歌が、ダンスが上手いだけでは作れない、しっかりとした物語が存在していた。これまで培ってきたキャリアに貫禄と品を纏いながら、ストーリー性のあるパフォーマンスで魅了した。