中日 5点差逆転許し3連敗 満塁策で巨人・中田と勝負も“無失点男”祖父江が痛恨被弾
◇セ・リーグ 中日6-7巨人(2022年5月14日 東京D) 中日は5―0から逆転を許し、3連敗に沈んだ。暗転は5―2の7回だ。祖父江が1死からの3連打で2点差に迫られ、なお二、三塁で岡本和に対して2ボールになったところで申告敬遠による満塁策を選択。続く中田に甘く入ったスライダーを左翼席へ運ばれた。 5点差以上の逆転負けは19年6月16日のロッテ戦(7―1→7―8)以来3年ぶり。祖父江は6年ぶり2度目の満塁被弾で、開幕から12試合目で初失点だった。立浪監督は「あそこで祖父江が打たれたのはしょうがない。しょうがないで済ませてはいかんけど、打った方が立派だった」とかばい、「1年間やってもらわないといけないので尾を引かないように。次の登板も、もちろんそういうところでいく」と7回の男に変わらぬ信頼を寄せた。(中澤 智晴)