自家製バーガーをおいしく作る、3つのポイント
週末の過ごし方が変わってしまったここ数ヶ月。それでも、夏といえばやっぱりバーベキューを楽しみたい季節。なかでも、肉オンリーで食べたり、バンズに挟んでケチャップをかけたり、サラダをたくさんのせてチーズをふりかけたりと、バーベキューで大活躍の「ハンバーガー」はイギリスの名物料理。そこで、自宅で本格パティを作るコツをプロが伝授。晴れた週末は、自宅の庭やベランダで絶品自家製バーガーをお楽しみあれ。
この夏は週末をゆっくり過ごし、自宅でバーベキューを楽しむ家庭が増えるかも。スーパーに長い行列ができて、バーベキュー用の肉とサイドメニューの材料は品薄になってしまう可能性も。 ハンバーガーの作り方を覚えておけば、自分好みの材料で作れるので、バーベキューでも大活躍の予感。今回おいしいパティを作るコツを教えてくれたのは、ロンドンのハンバーガー店「バイト・ミー・バーガー」のプロたち。食品責任者であるロブ・ウェイドさんは次のようにコメント。 「自宅でプロの作るハンバーガーを再現するのは難しいことです。けれど不可能なことではありません。具体的なプロセスは極秘なのですが、自家製ハンバーガーのクオリティを劇的にアップする3つのポイントをご紹介します」
ポイント1. 良質な肉を使う
可能であれば、肉屋で脂肪量が多くて味のいいひき肉を購入して。スーパーに売っているひき肉は、じっくり火を通すボロネーゼやチリコンカンには適しているけれど、パティに使うと固くなってパサつき、風味がなくなってしまうそう。
ポイント2. あくまでもシンプルに
パティの生地には何も混ぜないこと。こしょうは入れないし、塩は絶対にNG。卵、パン粉、しょうゆ、タラゴンなど、あらゆる材料を試したくなるけれど、基本に戻ってシンプルに肉を味わいたいところ。 焼く前は何も入れず、火を通してから塩とこしょうで味付けを。ほかの調味料はバンズにプラスすればOK。
ポイント3. そっとやさしく形を整える
機械でプレスしたパティは固くなりやすいけれど、自宅では柔らかいパティが作れる。力を込めないでそっと形を整えれば、テニスボールのような弾力のある食感に。 ポイントをしっかりマスターして、おいしい自家製バーガーを作ってみよう! 劇的にクオリティもアップすること間違いなし。
original text : Anya Meyerowitz cooperation : Yumi Kawamura ※この記事は、海外のサイト『red』で掲載されたものの翻訳版です。