ナルシスト、替え玉受験、精神的虐待…トランプ前大統領の姪が告発した衝撃的事実
1月6日に勃発した連邦議会議事堂襲撃を巡り、弾劾訴追されたトランプ前大統領。暴動を扇動したとして、自身のSNSアカウントが凍結、さらに二度目の弾劾裁判を受けるというアメリカの政治史に汚点を残した。 退任後もメディアを騒がせているトランプ前大統領だが、まだまだ衝撃的な事実が隠されている。彼の姪で臨床心理学者のメアリー・トランプは、叔父のトランプ前大統領のスキャンダルを記した暴露本『トゥー・マッチ・アンド・ネバー・イナフ』を執筆。現在、全米で大ベストセラーとなった同書から、ショッキングな4つの主張にフォーカス。 【写真】ドナルド・トランプのファミリーツリー【入門編】を公開!
トランプ前大統領はナルシスト
メアリーは、トランプ前大統領について「何事も十分ではない」と書いている。 「普通のナルシズムをはるかに超えています。ドナルドは単に弱いというだけではなく、自分が主張するような人間ではないことを心の底から知っているので、彼のエゴは常に増強されなければならない壊れやすいものなのです」
トランプ前大統領は替え玉を雇って受験させた
トランプ前大統領は名門ペンシルバニア大学ウォートン校に通っていたが、姪によると彼はそこでの学業を彼の「生き方」であるカンニングで切り抜けてきただけだと主張している。 「ドナルドは、グレード・ポイント・アベレージ(成績平均点)がクラスのトップとはかけ離れていたため、自分の受験勉強が水の泡になってしまうのではないかと心配していました。そこでドナルドは賭けに出て、テストで優秀な成績を収めていたジョー・シャピロにSAT(大学進学適性試験)を替え玉受験してもらったのです。 その時代は、写真付きの身分証明書も必要なく、コンピューターで記録を管理されることもなかったため、今よりもはるかにたやすく不正が実現できたのです」
メアリーの胸を見て「大きい」と言ったことがある
メアリーはまた、大統領は女性に対して高慢な態度を取っているとし、彼女がトランプ前大統領のゴーストライターとして働いていた時期の経験について明かした。 メアリーは彼が「付き合いたいと思っていたのに断られた女性を、これまでに出会った中で最悪の、最も醜くて、最も太った嫌な女性たちのリスト」にまとめて渡してきたたことを暴露している。 また、1990年にトランプ前大統領がフロリダで水着姿のメアリーを見た時のことを思い出し、「なんてこったメアリー。胸が大きくなっている!」と言われたエピソードも暴露。これを見た彼の当時の妻マーラ・メイプルズは「彼の腕を軽く叩いて、大げさに驚くふりをしていた」そう。 「私はその時29歳でしたし、恥ずかしがり屋ではありませんでした。けれど、顔が赤くなって急に人目が気になったので、肩からタオルをかけたのです」
幼少期に精神的に虐待されていた
メアリーは、トランプ前大統領が父親のフレッド・トランプに精神的な虐待を受け、その経験は永久的なダメージを残したと主張している。 「フレッドは、ドナルドが自分の感情に正直になる機会を制限し、ドナルドの感情をほとんど受け入れなかったため、息子の世界観をゆがめ、自己表現をする能力を傷つけました」 「優しさとはかけ離れていた...。児童虐待はある意味で、『やりすぎ』あるいは『足りない』という気持ちのもとに生まれます。重大な発達段階において母親とのつながりを失ったことで、ドナルドは『足りない』ことを直接経験し、深いトラウマを抱えてしまったのです」と書かれている。