JFA田嶋会長、元仏代表監督ウリエ氏を追悼「日本代表監督の候補に何度も挙がっていた」
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は14日、フランス代表やリヴァプールなどで指揮をとったジェラール・ウリエ氏の死去を受けて哀悼の意を表した。 ウリエ氏は14日に73歳で亡くなった。フランス紙『レキップ』によると、3週間前に大動脈瘤の手術を受け、13日にパリの病院から退院して自宅に戻ったばかりだったという。 田嶋会長は、「ジェラール・ウリエさんご逝去の報に接し、日本サッカー協会を代表して謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことで非常にショックを受けています」とコメントして追悼した。 「ウリエさんはフランス代表の監督として、ユース年代の監督として、フランスサッカー協会の技術委員長として活躍され、ティエリ・アンリをはじめとする素晴らしい選手を育てるなど、フランスのワールドカップ優勝にも大きく貢献された方でした」 「フランス国内のクラブだけでなく、リバプールでも数多くのタイトルを獲得された世界的な名監督でした。来年1月に予定しているフットボールカンファレンスにもご登壇いただく予定でした」 「日本を愛し、フットボールカンファレンスで何度も来日されて日本の指導者養成に、日本のサッカーの発展に大きな功績を残されました。人間としても素晴らしく尊敬できる方で、日本代表監督の候補者としても何度も名前が挙がっていました。衷心よりウリエさんのご冥福をお祈りします」
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