環太平洋大、楽天D2位の徳山一翔が好投 名城大に勝利し8強/神宮大会
明治神宮野球大会第2日(21日、名城大0-3環太平洋大、神宮)3年連続8度目出場の環太平洋大(中国・四国)は、三回に先制し2点を奪い、四回にも1点を加えた。楽天ドラフト2位の最速153キロ左腕・徳山一翔投手(4年、鳴門渦潮)が五回から救援し、4回3安打2四球5三振無失点に抑え、3年ぶり9度目出場の名城大(北陸・東海)に勝ち、準々決勝進出を決めた。全日本大学1度、この明治神宮大会は3年連続出場で、2022年には国際武道大(千葉)を7回無安打無失点に抑えた実績のある徳山は、気合の入った投球を見せ、笑顔ものぞかせた。 「打者一人ひとりに全力で投げた。途中、『もっと力抜け』とか『足使って投げろ』と声もかかったし、指にかかってもいた。応援の力もあって(自分の)力を出せた」。次戦の相手は早大(東京六大学)。「強い相手だけど、きょうのように(投球が)できれば抑えられると思う」と目を輝かせた。