持続可能な社会考える 富山県内外事業者がオンラインで意見交換
県内外の事業者らが持続可能な社会について話し合うイベント「オンライン・アイデアソン『DIG TOYAMA』」が6日、県民会館を配信会場に行われた。 アイデアソンはアイデアとマラソンを組み合わせた造語で、グループごとに短時間で意見を出し合い、その成果を競うイベント。これまで光が当たらなかった富山の新たな魅力を掘り起こし、新規ビジネスを生み出そうと県が実施した。 2月末から講演会などを行い、今回が3回目。首都圏など県外に住む個人事業主や大学生ら15人がオンラインで参加した。4チームに分かれ、少子化や伝統技術の継承、都市部と農村部の格差などの課題を解決するアイデアを話し合った。 県内で伝統工芸や農業に関わる5人がメンター(助言者)を務め、各チームにアドバイスを送った。最終回は13日で、参加者がチーム内でまとまったアイデアを発表する。