写真：PC Watch

　オープンソースのライブ配信ソフト「OBS Studio 31.0.0」が公開された。NVIDIA Blur FilterおよびBackground Blurのサポートや、プレビュー画面の改善などを行なったほか、システム要件の変更によりKepler世代のNVIDIA製GPU(GeForce GTX 600/700シリーズなど)がサポート外となった。 　新機能としては、NVIDIA Blur FilterおよびBackground Blurのサポートに加え、プレビュー画面へのスクロールバーやズーム/スケールインジケータの追加、ファーストパーティのYouTubeチャット機能の有効化などが挙げられる。 　また変更点としては、NVIDIA Audio Effectsがノイズ抑制の項目から独立したほか、NVENC周りの実装に関するリファクタリングおよびスプリットエンコーディングなどの機能追加を実施。一方で、FTL(Faster Than Light)プロトコルやUbuntu 22.04のサポート廃止、OBS 28.1以前からのレガシーマイグレーションの削除なども行なわれている。 　なお、NVIDIA製GPUを使用している環境の場合、本バージョンよりGPUドライバ「バージョン551.76」以降(Windows)または「バージョン550.54.14」以降(Linux)が必要となる。