韓国でもアメリカでもリーガルドラマは大人気! Netflixの必見法廷ドラマ4選
日本でもドラマ&映画『99.9』が大ヒット、法廷や弁護士事務所を舞台にしたリーガルドラマが注目を集めている。ドラマ大国のアメリカ、人気作品を次々と生み出している韓国、隠れた良作の宝庫ヨーロッパでもリーガルドラマは人気のジャンル。そこで今回はNetflixで見ておきたいリーガルドラマをピックアップ。
【韓国発】「ヴィンチェンツォ」
続いては韓国発のリーガルドラマ。本作は昨年リリースされると同時に世界中で大ヒット、今もトップリストに入っている人気作。主人公はイタリアンマフィアの顧問を務める韓国系イタリア人弁護士のヴィンチェンツォ・カサノ。韓国の雑居ビル、クムガ・プラザの地下に埋められた金塊を手に入れるために韓国に戻る。しかしビルは悪徳建設会社の手に渡ってしまう。ヴィンチェンツォはビルを取り戻すために巧みな交渉術を武器に法廷闘争に立ち向かっていく。ヴィンチェンツォを「太陽の末裔 Love Under The Sun」のソン・ジュンギ、彼とタッグを組む弁護士ホン・チャヨンを映画『楽園の夜』やドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」のホン・チョヨンが演じる。
「フォー・ライフ」
『モンスター:その瞳の奥に』でも描かれていたアフリカ系の人々が司法制度の中で直面する差別や偏見をテーマにしたドラマ。主人公のアーロン・ウォレスは家族と共に幸せに暮らすビジネスマン。しかしある日無実の罪で逮捕、終身刑の判決を受ける。アーロンは無実を証明するために刑務所で法律を学び、弁護士資格を得る。彼と同じように冤罪で服役している刑務所の仲間を救うため法廷に立ちつつ、家族のもとに帰ろうと闘い続ける。実在の人物をモデルにした社会派リーガルドラマである。
「殺人を無罪にする方法」
大御所ドラマクリエイター、ションダ・ライムズが手がけた大ヒットリーガルドラマ。舞台は名門ロースクール。現役の敏腕弁護士アナリーズ・キーティングが「殺人を無罪にする方法」を教えるクラスには成績のいい学生だけが参加できる人気のクラス。中でも特に優秀な5人にアナリーズの事務所でインターンになる資格が与えられる。5人はアナリーズが依頼を受けた殺人事件で無罪を勝ち取ろうと懸命に働くが、そのうちに自分たちも殺人事件に巻き込まれていく……。法廷で繰り広げられる駆け引き、アナリーズの過去と秘密、さらに起きる新たな殺人事件と、様々な要素が複雑に絡み合ったストーリーはまさにエンタメリーガルドラマ。アナリーズを演じたヴィオラ・デイヴィスはアフリカ系女優として初めてエミー賞の主演女優賞ドラマ部門を受賞した。
「ロースクール」
名門ロースクールを舞台にしたサスペンスフルなリーガルドラマ。授業中に教授が殺されるという事件が発生、同じロースクールで教えるヤン教授が逮捕される。真犯人を突き止めようとヤン教授と学生たちが動き始める。優秀な学生たちが抱えるそれぞれの悩みや事情、ヤン教授の過去を描きながら事件の真相に迫っていくストーリーは迫力満点。犯人探しに夢中になりつつ正義や法の持つ意味を考えさせられる。「花より男子~Boys Over Flowers」のキム・ボムが検事を目指す優等生ジュニ役を好演している。