風の時代に聞く「各分野の賢者は2021年をどう考えている?」
9月16日に菅内閣発足。改革の姿勢を示す
就任早々、具体的な政策を示して改革を断行していくことを明言した新首相。なかでもOLの生活に大きく影響しそうなのが「デジタル社会」の推進だ。 「2020年はテレワークが浸透しましたが、今後は役所などでの行政手続きもどんどんオンライン化していくでしょう。その足かせとなる押印の文化を原則撤廃すると菅首相は発言しました。デジタル環境への対応力が足りないと損をする時代になる可能性も」(金子さん)
【お金】もはや副業や起業は当たり前に!
コロナのせいで先行き不明な時代になり、経済的な不安は尽きない。2021年は生存戦略を練り直すべき!? 「オンラインサービスを活用してスキルアップや副業の可能性を探っておきたいところ」(中野さん) 「そもそも、これだけ働いても生活が楽にならない社会のシステムに疑問を持つべき。もっと根本的な働き方改革が必要であることにみんなが気づき始めていますよね」(斎藤さん)
【恋愛】
アメリカ大統領選挙では初の女性副大統領カマラ・ハリス氏が当選確実に。エンタメにおいては人気婚活リアリティ番組の男女逆転バージョン「バチェロレッテ・ジャパン」が話題に。仕事のスタンスが恋愛の価値観にも影響する時代!? 「重要なポストに女性を抜擢する企業が増えているし任せられる仕事も随分と広がりました。経済的に自分を支えることができれば、恋愛の選択肢も広がります。自分が女王様になれば王子様を待たなくてもいいんです(笑)」(藤崎さん)
【SNS】SNSでの誹謗中傷が悲劇につながった
ステイホーム期間中もSNSを使うことで多くの人が自分の世界を広げることができた。一方で、使い方を誤ると他者を不幸に陥れてしまうことも痛感させられた。 「コロナ禍ではデマや風評で飲食業界や夜の業界は痛手を負いました。誹謗中傷を受け流す強さも必要です。でも、もっと大事なのは、誰かを傷つけないように自分の意思を表現できるスキルだと思います」(藤崎さん) 「違和感に対しての発言を恐れていたら世界は変わらないのも事実。今こそ、SNSにおける上手な声の上げ方を学ぶとき」(斎藤さん)