3冠狙う国学院大が『箱根駅伝』壮行会…エースで主将の平林清澄「総合優勝して前田監督を大号泣させたい」
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で史上6校目となる3冠に王手をかけている国学院大の壮行会が13日、東京都渋谷区の渋谷キャンパスであった。 10月の出雲駅伝で5年ぶり2度目の優勝、11月の全日本大学駅伝で初優勝を果たし、残すはひとつ。これまでの最高成績は総合3位で、チームの最終目標としている箱根駅伝での総合優勝だ。エースで主将の平林清澄(4年・美方)は、壮行会に集まった観衆に誓った。 「このメンバー16人が『過去最強』をより更新しているとチーム全員が感じている。箱根駅伝で総合優勝して前田(康弘)監督を大号泣させたい」 出雲駅伝で初優勝した2019年、前田監督の男泣きに感銘を受けて国学院大への入学を決めた平林。今季のチームスローガンは「歴史を変える挑戦~Ep(エピソード).3」。「歴史を変える挑戦」を掲げるのは、箱根駅伝で初めてシード権を獲得した10年度、最高成績の総合3位だった19年度に続いて3度目だ。 チームの歴史を刻んできた先輩たちを超え、集大成の箱根で監督をうれし泣きさせる。
中日スポーツ