【成田国際空港発】“空港周辺で働き・住む”を実際に体験! Z世代を対象としたモニターツアーを開催
成田国際空港株式会社(以下、NAA)はZ世代を対象に『エアポートライフツーリズム モニターツアー』を11月30日、12月1日に開催した。
今回のツアーは現在NAAが実施している“エアポートライフツーリズム”創出事業の一環。“エアポートライフツーリズム”とは「成田国際空港で働き、空港周辺に暮らす 」というNAAが提唱するライフスタイルのこと。将来の担い手である10~20代に成田国際空港での仕事や三里塚エリアでの暮らしの魅力を紹介することで、空港の人材不足への対応や雇用の確保、新規職員の移住・定住による成田国際空港周辺地域の活性化を目指す。 ツアー内容は大学生、地元住民、成田国際空港職員等を交えて行われた2回のワークショップでの意見を元に磨き上げ、構成されたもの。当日は企画段階から本件に携わっている5名と初参加となる7名の計12名の大学生が参加し、エアポートライフツーリズムを通じて『空港で働く』『空港周辺エリアで暮らす』の両側面を体験した。
【1日目:三里塚エリアについて学び、地域の人と触れ合う】
1日目はJALグランドサービスの全面協力のもと機体の到着から出発までの地上支援業務を行う「グランドハンドリング」の仕事を体験。搭降載業務見学やプッシュバック時のトーイングカー同乗、出発機の見送りなど一連の業務を行った。また、空港に隣接した三里塚エリアの歴史を学べる「三里塚御料牧場記念館」の視察や映画のロケ地にもなった落花生工場を見学したほか、夜には三里塚発祥とも言われているジンギスカンを食べながら地域の人たちと交流会も行われた。
【2日目:成田国際空港の一般立ち入り禁止エリアに特別潜入!】
2日目には飛行機を見ながらのピラティス体験からスタート。航空写真家・チャーリィ古庄氏による成田国際空港の非公開エリアを巡るバスツアーで貨物ターミナル地区や整備地区を見学した。午後からは2チームに分かれ、JALスカイとANA成田エアポートサービス協力のもと旅客ハンドリングとランプハンドリングの仕事を体験。旅客ハンドリングチームでは実際のミーティングに参加した後、アナウンス体験も実施。ランプハンドリングチームは、成田国際空港でしか見ることのできないANAのA380到着便の地上作業の見学やトーイングカーに同情し手荷物搬送を体験。ツアー終了後には参加者全員で今回のツアーを通した意見交換を交わし、ツアーは大盛況の内に終了した。