高松南署の警察官が個人情報入りの書類を紛失 拾った県民の届け出で発覚 香川
KSB瀬戸内海放送
香川県警は13日、「個人情報が書かれた書類を紛失していたことがわかった」と発表しました。
香川県警によると12月8日、県民から「クリップでとめられたメモ用紙の束を駐車場で拾った」と連絡がありました。警察によると、拾われたのは高松市内の企業の駐車場です。 その後、付近を捜索したところ、600mほど離れた路上で壊れたファイルケースと散乱した紙を発見。拾われたものと合わせて58枚の書類と名刺1枚を回収したということです。 回収されたのは高松南警察署・地域第一課の20代男性巡査が扱った2つの事案に関するもので、住所や職業など10人分の個人情報が書かれていました。 警察によると、連絡が入った6日前の12月2日、地域第一課の他の警察官2人がファイルを持ち出して、パトカーで警察署から交番に向かう途中で、路上に落下したとみられています。 この書類の事案はすでに対応が終わっていたもので、「廃棄するつもりが忘れて残っていた」ということです。警察は関係者全員に連絡して謝罪しました。二次被害については確認されていないとしています。
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