最下位の神戸 大量4ゴールで今季2勝目 汰木が3得点に絡む活躍
「明治安田生命J1、神戸4-1札幌」(29日、ノエビアスタジアム神戸) 最下位の神戸が4ゴール大勝で今季2勝目を挙げた。神戸は4-0で完勝した14日の鳥栖戦(ノエスタ)以来、4試合ぶりの勝利。 神戸はMF山口蛍が今季初めてスタメンから外れ、ベンチメンバーにも入らなかった。MF橋本が3月の加入後初先発。MF大崎とボランチを組んだ。 押され気味の神戸がセットプレーから先制する。前半17分、イニエスタの右CKはクリアされたが、正面エリア外に構えていたDF山川の元へ。山川が思いきりよく振り抜いたシュートは低く抑えが効きゴール左に決まった。山川の出場45試合目でのJ1初ゴールとなった。 後半14分にGK前川のファンブルから札幌FWドウグラスオリベイラに同点ゴールを決められたが、この日の神戸はここから奮起。後半19分にMF汰木のFKをFW武藤がヘッドで決めると、24分にも汰木のCKから最後はDF菊池が押し込んだ。さらに29分には汰木の左サイド突破から4点目が生まれる。 札幌は後半31分にFWガブリエルシャビエルが神戸FW大迫へのファウルで一発退場となり数的不利に。防戦のまま神戸の今季2勝目を許した。