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イ・ナギョン前首相の優位揺らぐ…イ・ジェミョン京畿道知事、与党下落の中一人勝ち

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ハンギョレ新聞

ギャラップ調査でイ知事の選好度19%で1位 統合党支持層と無党派層で支持率上昇 全羅道、釜山・慶尚北道除く全域・40代以下で首位 「強力なリーダーシップが民心をつかんだもよう」  イ前首相、17%で2位に後退 文大統領の「七光り」減少が原因 「山積した懸案にもどかしさ募るばかり…責任感を感じる」

 「次の大統領候補として誰を選びますか?」  韓国ギャラップが全国の有権者1001人に投げかけたこの質問に、19%が「イ・ジェミョン京畿道知事」の名前を挙げた。次期大統領候補支持率で第1位だ。浮動の首位を守ってきたイ・ナギョン前首相は2位(17%)に後退した。大統領選挙までの残りの期間は1年半。次期大統領選挙の勢力図に変化が起きている。  韓国ギャラップが14日に発表した8月第2週世論調査(95%信頼水準に標本誤差±3.1ポイント、中央選挙世論調査審議委員会参照)の次期政治指導者の選好度の調査結果は「優位性の崩壊」に要約される。主役はイ・ジェミョン京畿道知事だ。今年1~2月、同じ調査で支持率3%にとどまったイ知事は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応などが評価され、3月に支持率が11%に上昇した。4月と5月にも11%の支持率を守った彼は、6月(12%)、7月(13%)にも緩い上昇を続けたが、同日発表された8月の調査で支持率が6%ポイントも跳ね上がった。大統領の国政支持率と与党の政党支持率がいずれも下落する局面で、イ知事の人気だけが上がった状態だ。  イ知事の“一人勝ち”は、共に民主党を支持しない人たちがイ知事を選択した結果だ。イ知事は未来統合党の支持層で10%を得てユン・ソクヨル検察総長(24%)に続く2位となり、無党派層では13%を得て1位になった。イ・ナギョン前首相は、両集団でそれぞれ3%、7%の支持を獲得しただけだ。ただし、共に民主党支持層では依然としてイ・ナギョン前首相(37%)がイ・ジェミョン知事(28%)に対し優位を保っている。  地域別では、全羅道と釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶尚道を除くすべての地域でイ・ジェミョン知事がイ・ナギョン前首相を上回った。イ知事はソウルでイ前首相を19%対17%でリードし、仁川(インチョン)・京畿道(27%対13%)、大田(テジョン)・世宗(セジョン)・忠清道(19%対18%)、大邱(テグ)・慶尚北道(15%対7%)でもイ前首相をリードした。イ前首相は、全羅道(45%対17%)と釜山・蔚山・慶尚道(18%対13%)でのみ、イ知事を上回った。  年代別の支持性向もはっきりと分かれている。イ知事は18~29歳(17%対9%)、30代(27%対17%)、40代(31%対18%)で、イ前首相は50代(22%対20%)と60代以上(18%対8%)でのみ優位を占めた。共に民主党議員のうちの数少ない「イ・ジェミョン系」である首都圏のある重鎮議員は、「イ知事のトレードマークである“強力なリーダーシップ”がCOVID-19や水害、不動産問題で不安と疲労感が高まった国民の心をつかんだかもしれない」と述べた。  イ・ナギョン前首相の支持率は、文大統領と民主党の支持率とともに下落した。これは、イ前首相がこれまで享受してきた人気のかなりの部分が、文大統領の“七光り”によるものであったことを物語っている。「イ・ナギョン系」とされる政界の関係者は、「いまや、党代表になって与党の危機をうまく収拾する姿を見せるしかない」と語った。イ前首相は同日、記者団にショートメッセージを送り、「さまざまな懸案に対して募った国民の失望感やもどかしさは、私にも当てはまると思う。私を含め、政府与党が謙虚に取り組んできたか、有能だったか、信頼を得られたかを振り返る時だ。党代表に出馬した候補として特に責任を感じている」と述べた。  イ・ジェミョン知事側はあえて淡々とした態度を示した。京畿道関係者は「COVID-19や水害などで国民の不安が高まっているため、政治活動に関する質問には答えないことにした」と述べた。 キム・ウォンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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