植物のプロがおすすめする、10の観葉植物
インテリアとして植物を家に取り入れることは、とてもいいアイデアだ。植物は部屋をきれいにするだけでなく、空気の質を高め、ストレスも軽減してくれる。そこで、広大な敷地を誇るガーデンセンター 「Brooklyn Plantology」のスタッフに、最適な屋内向きの植物についてアドバイスを求めた。ここでは、ボストンタマシダ、ヘデラ、カシワバゴムノキなど10種の植物について、役立つ賛否両論な意見を紹介する。
カシワバゴムノキ
育て方 TIPS : ●カシワバゴムノキが花を咲かせるには、明るい光と間接的な光(北向きに置くといい)の両方が必要。 ●病害虫を寄せ付けないようにするために、一カ所に置いておくこと。 長所: ●カシワバゴムノキは高さ約60~90cmに成長するため、空間にドラマチックさを加えてくれる。 ●人体に無害なだけでなく、室内全体の空気の質を向上させてくれる。 短所: ●ペットには毒性があり、刺激やよだれが出たり、嘔吐することもあるので注意が必要。
ヤマドリヤシ (アレカヤシ)
育て方 TIPS : ●ヤマドリヤシは間接光で成長する。土は、暖かい季節には湿った状態を保ち、秋冬には少し乾燥した状態を保たなくてはいけない。 長所: ●トロピカルな雰囲気がかわいらしく、どんな部屋でも存在感がある。 ●NASAは、ヤマドリヤシを“空気を浄化する植物”のトップに挙げており、乾燥した空気に湿度を加えてくれる。 短所: ●かなり大きくなるので、しっかりした鉢が必要。 ●適切な光の量に当てていない場合や、大量の水を与えてしまった場合は、かなり急速に枯れる可能性がある。
チトセラン(サンセベリア)
育て方 TIPS : ●このチトセランはサンセベリアとも呼ばれ、頻繁に水をやる必要がない。春に屋外に出し、涼しい季節になったらすぐに屋内に移すのがよい。 長所: ●ホルムアルデヒド、キシレン、トルーン、窒素酸化物などの有害物質を空気中から除去すると言われていて、家の空気の質を高めてくれる。 ●チトセランはあまり大きくならないので、家に大きなスペースがない人にもおすすめ。 ●丈夫なので、家の中のどこにでも置くことができる。 短所: ●猫にも犬にも毒性がある。 ●すぐ腐ってしまうので水のやりすぎはNG。