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今季の巻き返しを目指す新人王受賞経験者

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週刊ベースボールONLINE

 2018年の新人王は、セ・リーグはDeNAの東克樹、パ・リーグは楽天の田中和基が受賞。翌2019年はさらなる活躍が期待されたが、ともに大きく成績を落としてしまった。東は左ヒジの手術で今季の復帰は難しいが、田中はぜひとも巻き返しを図りたいところだ。今回は、田中と同じように昨シーズン難しい1年を過ごし、今季の復活を目指す新人王受賞経験者を紹介する。

今季の復活を目指す楽天の新人王トリオ

 まずは先述の楽天・田中和基だ。2018年は打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁と活躍し、見事に新人王を受賞。しかし、翌2019年はシーズン序盤に骨折すると、復帰してからも調子を上げることができず。結局、59試合の出場で打率.188、1本塁打、9打点と低調なままシーズンを終えることになった。今季は新人王を獲得した2018年以上の結果を残したいところだ。  田中と同じ楽天では、2013年の新人王・則本昂大が挙げられる。エースである則本だが、2019年は右ヒジのクリーニング手術を受けた影響もあって本来の調子が発揮できず。12試合で5勝と自己ワーストの成績に終わり、リーグ最多奪三振の連続獲得記録も5年で途絶えてしまった。今季は開幕投手に指名されており、剛腕復活となるか注目だ。  今季から楽天に加入したMLB帰りの牧田和久も2011年の新人王。西武時代は先発、中継ぎ、抑えと役割を変えながら活躍したベテランだが、2018年にMLB挑戦するも結果を出すことができず、昨オフに楽天に加入することになった。5勝7敗22セーブと獅子奮迅の活躍を見せたルーキーイヤーのような活躍を期待したい。

期待の若手から大ベテランまで、逆襲を図るかつての新人王

 2010年に新人王を受賞したベテラン・長野久義も、今季の巻き返しを期待したい選手。2018年オフに巨人から広島に活躍の場を移したが、2019年シーズンは巨人時代のような勝負強さが発揮できず、なかなかレギュラーの座をつかめなかった。シーズン後半にようやく調子を取り戻すも時すでに遅し。打率.250、5本塁打、20打点で終わった。今シーズンは加入2年目ということで言い訳はできない。最多安打のタイトルを獲得した2012年の輝きを取り戻せるか注目だ。  2012年に9勝11敗、防御率1.98の成績で新人王に輝いた広島の野村祐輔も、ここ数年厳しいシーズンを送っている選手。新人王受賞の翌2013年は12勝、2016年は16勝で最多勝のタイトルを獲得と順調だったが2017年以降、精彩を欠くシーズンが続いている。2019年も19試合で6勝5敗とチームから求められている結果が残せなかった。今季はかつての輝きを取り戻したいところだが、まずは一軍復帰が目標だ。  ヤクルトの小川泰弘は、2013年に16勝4敗とセンセーショナルな成績を残して新人王を受賞したものの、以降2ケタ勝利は1度だけ。2019年は自己ワーストの12敗と厳しい状況に陥っている。それでも持っているポテンシャルはリーグ屈指のもので、チームも復活を期待している。高津臣吾新監督を胴上げするためにも、復活を期待したい。 「今季の巻き返しを目指す新人王受賞経験者」を紹介した。今シーズンは従来と大きく異なるため、開幕に向けた調整が非常に難しい状況だ。特に投手は実戦機会が大きく減り、コンディション調整がよりシビアとなる。果たして昨年厳しいシーズンを送ったかつての新人王は巻き返すことができるのか、その活躍に注目だ。 文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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