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延命治療患者を「ゾンビ」と表現…嘱託殺人容疑の医師が10年前の取材で語った“おごり”

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FNNプライムオンライン

10年前、番組で語っていた「おごり」

嘱託殺人の疑いで逮捕された2人の医師。 その1人、大久保愉一容疑者は2010年に放送されたドキュメンタリー番組の取材に応じていた。 厚生労働省で地域医療に力を注いでいた元官僚という異色の肩書。当時医師不足に悩む宮城県涌谷町で診察にあたっていた大久保容疑者。 【画像】延命治療患者をたびたび「ゾンビ」と表現… 語っていたのは官僚時代のおごり。 大久保愉一容疑者: 官僚をやっていた頃はやはりおごっていたんだろうなと。 役所にいると自己高揚感というか自分がひとかどの人間であるように感じることができるんです。そう考えるとちょっと恥ずかしいなと思いますね。 おごりがあったという官僚から現場の医師に転身し、笑顔で患者を見送っていた大久保容疑者。

“匿名ブログ”では延命治療の高齢者を「ゾンビ」と表現…

この取材から10年。 大久保容疑者は同じく医師の山本直樹容疑者とともに逮捕された。 容疑は全身の筋肉が動かなくなっていく難病ALSを患う林優里さんから依頼を受け薬物を投与し殺害した嘱託殺人。 新たに林さんの名義で複数回に分け山本容疑者の口座に約130万円が振り込まれていたことが分かった。 2人の医師は金銭目的で殺人を請け負ったのか。 大久保容疑者は自身のブログに自身の顔と本名を公開し、こう綴っていた。 「何年も長生きはしなくていい、好きなように暮らしたいから、手伝ってほしい」という方がいらしたら、ぜひご相談ください。 そして、大久保愉一容疑者が匿名で記していたとみられるブログなどにはさらに過激な言葉が並んでいた。 「安楽死は500万」なんてふっかけても支払えないでしょう。まったくのボランティアではやってられません。 そのタイトルは、「高齢者を『枯らす』技術」。 大久保容疑者のものとみられるツイッターでは延命治療などを受ける高齢者などをたびたび「ゾンビ」と表現していました。 そして自身の考えをこう記していた。 「もう見るからにゾンビとなって生きているので痛々しいですし、こういう人に医療行為を続けるのもためらわれるのですが、変に仏心を出して手を下せば殺人犯です。 私個人としては一服盛るなり注射一発してあげて、楽になってもらったらいいと思っています。 ただまあ、私も家族がいる身なのでそう簡単にも行きません。 バレると医師免許がなくなるばかりか、訴追されれば家族ともども路頭に迷いますからね。」 そしてブログを始めた理由については、 「『医者にこういうお願いをすれば、こういうことをされて、その結果どれぐらいで逝きますよ』っていう知識を身につけてもらいたいと思う。」と綴っていた。 インターネット上にはブログと同名の書籍も。ともに逮捕された山本容疑者と共同執筆したものとみられている。

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