【台湾】半導体求人、2Qは月平均2.6万人=104調査
台湾の人材紹介サイト大手「104人力銀行」が28日発表した域内の半導体産業の人材募集状況リポートによると、今年第2四半期(4~6月)の月平均求人数は2万6,245人と、前年同期比で8.1%増加した。 近年で求人数が最も多かったのは2022年第2四半期の月平均3万8,480人。その後、求人数は右肩下がりで推移し、23年第4四半期(10~12月)には在庫過剰から2万2,023人まで落ち込んだが、24年第1四半期(1~3月)から増加に転じた。 半導体の需要回復に伴い、大手メーカーが中南部を中心に工場を設置する中、今年第2四半期の求人のうち中南部が3割以上を占めた。 今年第2四半期に職種別で求人が最も多かったのは工場作業員。2位は集積回路(IC)設計エンジニア、3位は半導体エンジニアだった。前年同期の求人ではIC設計エンジニアが最も多く、工場作業員は4位だった。