うっかりAirPodsを洗濯してしまいました。そのまま使い続けて大丈夫でしょうか?
イヤホンやティッシュなどをポケットに入れたまま、うっかり洗濯してしまったことがある人もいるかもしれません。大人気の「AirPods」を仮に洗濯してしまった場合、問題ないのでしょうか。 【表】AirPodsは何年で買い替え? 家電の寿命一覧 「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。 (今回の質問) うっかりAirPodsを洗濯してしまいました。そのまま使い続けて大丈夫でしょうか? (回答) AirPodsには耐水性能があるものの、完全防水ではありません。洗濯機にかけてしまった場合、故障を防ぐための適切な対処が重要です。柔らかい布を使って水滴を拭き取り、自然乾燥させてください。ケースに入れて充電を開始したり、使用を続けたり、ドライヤーなどで熱を加えるのはNGです。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆「耐水」ではあるが「防水」ではない点に注意
一部の古いモデルを除いて、AirPodsの各モデルには一定の耐水性能が備わっています。各モデルの防塵・耐水性能は以下の通りです。
▼防塵性能と耐汗耐水性能:IP54
・AirPods 4 ・AirPods Pro 第2世代 防塵・耐水性能を有しています。機器の正常動作や安全性を阻害するほどの粉塵は侵入せず、あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けません。
▼耐汗耐水性能:IPX4
・AirPods 第3世代 ・AirPods Pro 第2世代 あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けないレベル。しかし防塵性能はありません。
▼防塵耐水性能:なし
・AirPods 第2世代 ・AirPods 第1世代 上記のモデルは、防塵耐水性能を持っていません。 汗や少量の水滴に対しての耐性はある程度備わっているAirPods。ただし、あくまで「耐水」であり、「完全防水」ではありません。洗濯のような大量の水は故障の原因になります。特に、洗濯機内では水だけでなく洗剤や衝撃も加わり、内部部品に影響を及ぼす可能性が高くなります。
◆洗濯してしまったときの正しい対処法
もしAirPodsを洗濯してしまったら、次の手順で対応してください。