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いつも、前を向いて――N.ソトの誇り、努力、リスペクト/FOR REAL - in progress -

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週刊ベースボールONLINE

優勝を目指して戦う横浜DeNAベイスターズ。その裏側では何が起こっているのか。“in progress”=“現在進行形”の名の通り、チームの真実の姿をリアルタイムで描く、もう一つの「FOR REAL」。

 野球は、失敗のスポーツだと思うんだ。  失敗は繰り返し起こる。だからこそ、ぼくたちはタフじゃなきゃいけない。  いかに落ち込まないか。タフでいられるか。  そういうメンタルであり続けることが、力を生み出すんじゃないかな――。

巨人戦3連敗、そして広島へ。

 9月1日から予定されていた13連戦は、首位ジャイアンツとのカードで始まった。5.5ゲーム差の2位につけていたベイスターズは、少なくとも勝ち越して、差を1つでも縮めておきたかった。  しかし、思いどおりにはならなかった。  初戦は、開幕から9連勝中の右腕、菅野智之と相対した。8回に粘りを見せ、同点に追いついたが、サヨナラ負け。  2戦目は打線がわずか2安打と封じられ、連敗。  そして3戦目、セットアッパーのS.パットンに先発を託す作戦に打って出たものの、勢いづいたジャイアンツ打線を抑えきれなかった。  4-13の大敗は、3連敗という現実をより重く感じさせた。  3試合いずれも3番・ファーストとして出場したN.ソトは、このカードでからきし打てなかった。  10打数ノーヒット、7三振――。当人は端的に振り返る。 「よくなかったね。でも、それも野球という競技の一部だから」

 3連敗の翌日は、広島へ移動し、即ナイターゲームに臨むことになっていた。冒頭に掲げた本人のセリフにもあるとおり、落ち込んでいる時間はなかった。ソトは言う。 「東京で負けて広島に向かう間も、いつもと同じ。特別な感情はなかった。とにかく残された試合でひとつでも多く勝たないといけない。まずはカープとの3連戦にしっかり勝ち越そう。ぼく自身はそういう意識でいたし、チーム全体としても、そのための準備はできていたと思う」  4日午後に広島駅に到着し、プレイボールは同日18時。長い、長い試合の始まりだった。

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