「今日は仕事を全うできた」 2番遊撃のソフトバンク川瀬晃が2安打 偉大な先輩の背中から学んだショートのあるべき姿
◆西武2―9ソフトバンク(15日、ベルーナドーム) 9試合ぶりにスタメン起用されたソフトバンクの川瀬晃内野手(26)が2安打と気を吐いた。 ■1試合3どすこい!上段、中断、最前部の3アーチ【動画】 第2打席は2球で追い込まれながらもファールで粘り、10球目の遅いカーブを泳がされずに中前に運んで柳町達の2ランにつなげた。続く第3打席も同じように2ストライクから中前打。4打席目は初球で犠打も決めた。「塁に出ることと、クリーンナップにつなぐことが自分の仕事。(バントも)短期決戦を見据えた時に、大事なところですぐ自分の名前が挙がるようにというのは常に意識している。今日は仕事を全うできた」とさわやかに振り返った。 この試合は、今宮健太に代わって遊撃での出場。栗原陵矢も左臀部(でんぶ)痛でスタメンを外れていた中で、ピンチの場面や交代の際に投手のもとに駆け寄り声をかけた。「ショートはそういうのも見ないといけないポジション。今宮さんの姿を見ながら自分も勉強させてもらっているので、今日だけじゃなく意識している。声かけをすることで投手が落ち着いてくれればいいし、自分もいろんな確認ができるので、自分に言い聞かせてっていう意味でもやっている」。出場機会が少ない中でも、しっかりと結果を残す姿が頼もしい。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社