山崎育三郎が考える究極のエンターテインメントショー ロバート秋山、幾田りら、花總まり、氷川きよし+KIINA. と豪華コラボ! 「THIS IS IKU 2024 日本武道館」
花總まり演じるナンネールとの掛け合いで始まり、1曲目の「赤いコート」から「僕こそ音楽」「残酷な人生」「愛していれば分かり合える」「何故愛せないの?」など『モーツァルト!』を代表する名曲が並び、役を演じていた頃の思いが込み上げて涙を浮かべながら歌う場面も。メドレーの最後の楽曲「影を逃れて」では「音楽を志す後輩にチャンスを与えたい」という山崎の思いで160名を超えるクワイヤを背負って歌い、実際のミュージカルさながらの圧巻のステージを繰り広げた。 そんなクワイヤたちの歌声が合わさり、いつもより豪華バージョンとなった「On Your Side」も披露。一緒に手を振る演出で、会場を一体感に包み込んだ。
アンコールでは、1か月後はクリスマスということで、ゲストをもう一度ステージに呼び込み「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」「サンタが町にやってくる」といったクリスマスソングメドレー。山崎からの少し早いクリスマスプレゼントに、観客は笑みを浮かべて喜んだ。 さらにこの日はロバート秋山の「思春期の目」を他のゲストにも出番の最後にやってもらうという流れができていたのだが、全員がステージに揃った時にも「みんなで思春期の目をしましょう」と山崎が提案。クワイヤ約160名も一緒に思春期の目をするというシュールな様子に、客席は大笑い。
盛り上がった後は、再び山崎ひとりのステージとなり、最後の曲「Keep in touch」へ。美しく伸びやかな歌声を響かせて観客を熱狂させた山崎は、「この1年も皆さんに支えてもらったおかげで、充実した素敵な年になりました。来年は新作ミュージカルもありますし、来年以降も楽しみにしていてください。良いクリスマスを、そして良い年をお迎えください!」と挨拶。客席に向かって投げキッスを送り、大歓声に包まれるなかイベントは幕を閉じた。
【イベント概要】 ■イベントタイトル『ニッポン放送開局70周年 THIS IS IKU 2024 日本武道館』 ■開催日時:2024年11月23日(土)開場16時/開演17時 ■開催場所:日本武道館 ■出演者:山崎育三郎 ■ゲスト:秋山竜次(ロバート)、幾田りら、花總まり、氷川きよし+KIINA. (五十音順) ■イベントハッシュタグ:#THISisIKU