山崎育三郎が考える究極のエンターテインメントショー ロバート秋山、幾田りら、花總まり、氷川きよし+KIINA. と豪華コラボ! 「THIS IS IKU 2024 日本武道館」
山崎が「ずっとオファーし続けていた」というアーティスト・氷川きよし+KIINA.が続いての表彰者。「最優秀歌唱賞」に選ばれた氷川は、トロフィーを大事そうに胸に抱き「本当に嬉しいです。もう思い残すことはありません!」と喜びを語る。 歌番組で共演したことが縁で、連絡先を交換して交流を続けているという山崎と氷川。山崎は氷川と「今日どうしても一緒に歌いたい曲があった」と言い、学生時代に祖母からいつも「育ちゃん歌って」とリクエストされていたという「箱根八里の半次郎」と、「きよしのズンドコ節」をメドレーで披露し、さらに井上陽水・安全地帯の名曲「夏の終りのハーモニー」を一緒に歌うと、山崎は「夢が叶った! 嬉しい!」と顔をほころばせた。そして氷川はセンターステージへ移動し、ソロで「限界突破×サバイバー」も披露。力強い歌声で会場を沸かす氷川、山崎も赤に染めたペンライトを振って観客を盛り上げていた。
最後のゲストは、山崎とミュージカル『エリザベート』にて共演した花總まり。「最優秀ミュージカル女王賞」として表彰され「こんな素晴らしい賞をいただき、人生で一番の喜びでございます!」と満面の笑みで喜びを語った花總は、日本武道館のステージに立つのはこれが初めて。「育くんのおかげです」と言い、さらにイヤモニ(インイヤーモニター)を付けるのも初めてだそうで、「さっきハマらないと思ったら、右左逆だったの!」とお茶目な一面を見せて観客をほっこりさせた。 そんな花總とは「ホール・ニュー・ワールド」「私が踊る時」「私だけに」「愛のテーマ」といったミュージカルの楽曲をデュエットで披露。見つめ合って歌う2人の姿に、観客もうっとり。歌唱後、『エリザベート』での共演時を思い出したと言う花總は「懐かしい気持ちになりました」と語り、山崎も公演時を振り返ってしみじみとした表情を浮かべていた。
余韻が残る中、急にステージが暗転すると、スクリーンにてミュージカル『モーツァルト!』出演者からのメッセージVTRが流れる。山崎はヴォルフガング・モーツァルト役として出演していた同作を、一昨年に卒業。そこで今回“モーツァルト!卒業メドレー”と題したスペシャルなステージを展開することに。