「大館アメッコ市」会場彩る“あめ” 住民が和気あいあいと個包装 2月に向け準備始まる 秋田・大館市
秋田テレビ
2025年の小正月行事に向け、早くも準備が始まっています。秋田県大館市では2月に開催されるアメッコ市の会場を彩るあめの準備が進んでいます。 「大館アメッコ市」は400年以上続く大館市の小正月行事で、毎年2月に開催されています。この日にあめを食べると風邪をひかないといわれていて、会場にはカラフルなあめを飾ったジャンボ枝アメが並びます。 市内では、枝アメに飾るあめの準備が進められています。9日は地元の高齢者グループのメンバー21人が、あめ玉を1つずつ透明なフィルムで包んでいきました。 作業にあたるのは、市の観光協会の依頼を受けて10年以上続けているベテランばかりで、皆さん作業はお手の物です。 参加者に話を聞くと「楽しい」「目隠しされてもできるようになった。手の感覚だけで、おしゃべりしながらやっている」などと話していました。 会話を楽しみながら手早く作業を進め、約1時間半で3200個以上のあめを包みました。 大館市観光協会の畠山喜満専務は「今年は非常に条件が良くてたくさんの人に来てもらったが、前回以上に客に来てもらえるように精いっぱい準備したいと思う」と意気込んでいます。 あめを包む作業は12月いっぱい続き、年明け1月からはジャンボ枝アメ作りが本格的に行われます。 大館アメッコ市は、2025年2月8、9日の2日間開かれる予定です。
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