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錦織圭 世界34位をフルセットで下して全仏オープン初戦突破。グランドスラム1年ぶりの白星

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THE DIGEST

 テニス四大大会の全仏オープン(フランス/パリ)は、大会初日となる27日に男子シングルス1回戦を実施。世界ランク35位の錦織圭が、同34位で第32シードのダニエル・エバンス(イギリス)を1-6、6-1、7-6(3)、1-6、6-4のフルセットで下し、2回戦進出を決めた。  この日のパリは、最高気温が14℃と低く、時折小雨交じりの風も吹くなど、厳しいコンディションの中で初戦を迎えた錦織。その影響もあってか、自身サービスの第1セット第1ゲームでは、イージーミスを重ねて早々にブレークを奪われる。  新コーチのマックス・ミルニー氏と強化してきたネットプレーを多用し、流れを変えたい錦織だったが、なかなかポイントに結び付けることができない。攻守のバランスの取れた相手のプレーにミスを誘い出され、さらに2つのブレークを奪われると、30分足らずでこのセットを落としてしまった。  第2セットでは心機一転。粘るストロークを基盤に、スキを見て攻撃に転じるラリー展開で第3ゲームにブレークチャンスを握る。すると、続くポイントでエバンスがダブルフォールトを犯し、この日最初のブレークに成功した。  以降は錦織が流れをつかむ。相手のサービスにリターンがかみ合い始めたのか、強烈なリターンエースを放つなどで第5ゲームに再びブレークチャンスを握ると、それにプレッシャーを感じている様子のエバンスがまたもダブルフォールト。さらに、第7ゲームでも2本のダブルフォールトを重ねるエバンスに対し、錦織がセットを奪い返した。    第3セットでは、開始早々に強い雨が降り始めて試合は一時中断となる。10分ほどで再開されたが、リズムを崩さない錦織が第2ゲームでブレーク先行。  その後、5-3とサービング・フォー・ザ・セットの場面から、エバンスに3ゲーム連取を許し、一旦はピンチに陥る錦織だったが、土壇場でブレークを奪い返してタイブレークに突入。思い切りのいいウィナーでポイントを重ねた錦織がこれを制し、セットカウント2-1と優位に立った。  第4セットでは、ポイントを奪うごとに声を出して自身を鼓舞するエバンスに、2度のブレークを奪われセットオールに。しかし、勝負の最終セットでは、鋭いストロークと果敢なネットプレーで攻める錦織が第2ゲームでブレークに成功。第5ゲームで一旦イーブンに戻されるも、エバンスサービスの第10ゲームで迎えたマッチポイントを1本で制し、3時間49分のマラソンマッチに終止符を打った。  昨年の全米オープン以来、1年ぶりにグランドスラムで勝利を挙げた錦織。試合を通してネットミスが多く、得意とするバックハンドのダウン・ザ・ラインが不調な様子ではあったが、なんとか次戦までに調整してほしい。2回戦では世界ランク73位のステファノ・トラバグリア(イタリア)と対戦する。 構成●スマッシュ編集部

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