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「恋愛結婚がすばらしいなんて、ただの美化」ゲイと“恋愛感情のない結婚”をした能町みね子の結婚観

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新R25

結婚に対する価値観がいま、変わりはじめています。 生涯未婚率が男女ともに過去最高になる一方で、離婚する人も増加。家族や結婚のあり方も変化し、自分に合うようにカスタマイズできるようになってきているのかもしれません。 多様化する結婚観を、フラットに見つめ直す連載「結婚2.0」。今回は、ゲイ男性と「恋愛感情ゼロの結婚」をされた能町みね子さんにお話を伺いました。 能町さん、「恋愛の先にある結婚」を求めなくなったら、長年抱えていた恋愛に対するコンプレックスから解放され、望んでいた関係を見つけることができたとのこと…。気になります! 〈聞き手=ほしゆき〉

ずっと「恋愛ができない」というコンプレックスを抱えていた

ほし: 能町さんは著書『結婚の奴』(平凡社)のなかで、恋愛→結婚の流れが自分には難しかったと書かれていましたが、これまで、誰かを好きになることはあまりなかったのでしょうか? 能町さん: そうですね…小学生のころから、好きな人の話で盛り上がる友だちを見て、自分にはよくわからないっていう感覚はありました。 「きっと大人になればわかるんだろう」と思っていたんですが、20代になってもよくわからないままでした。告白されたら、付き合ってみたりもしたんですけどね。 ほし: 付き合っても、友達のような感覚だったんでしょうか? 能町さん: 友達よりも少し特別ではあって、ほんのり好きという感情はあったと思います。 でも別れてもショックではないし、何日も泣いたり、ご飯が食べられなかったり…っていう情熱的な気持ちにはならない。 結局、しっくりこないままで関係性が苦痛になってきてしまうんですよね。 ほし: ふむ… 能町さん: 何回か交際を経験しても、一向に恋愛に対してテンションが上がらないので、30代になって「自分に恋愛は向いていない」という感覚が強くなりました。 「恋愛が素晴らしいものだ」なんて、恋愛がうまくいった人による美化に過ぎないと思うんです。 世の中、どれだけの人が恋愛によって傷つき、どれだけ恋愛によってひどい事件が起きてきたか。恋愛は、向いている人だけが楽しめばいい。 何度か挑戦してみた結果、そう思うようになりました。

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最終更新:
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