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誰もいない家のプールで溺れていたハスキー犬、配送中のAmazonドライバーが発見し見事救出(アメリカ)

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新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、配達業者の存在は今まで以上に欠かせないものとなった。 そんな中、とある配達ドライバーが尊い命を救った救出劇が、大きな話題を集めている。

靴も脱がずプールに飛び込む

米国マサチューセッツ州ウォーバーンで、Amazonの配達ドライバーとして働くジョン・カサブリアさん(24歳)は、8月のある日、配達の仕事中にどこかの家から異様な音がすることに気が付いた。ジョンさんはその時のことを『CNN』の取材に「人生で聞いたことのないような音でした」と振り返る。 ジョンさんは車を停めて、その音の方へ向かってみると、フェンスに囲まれた家の庭へと辿り着いた。覗き込んでみると、なんとハスキー犬がその庭のプールで溺れているのを発見。「まるで動物虐待防止のテレビCMを見たときのような、沈んだ気持ちになりました」とジョンさん。それもそのはず、ジョンさんは犬4匹、猫4匹と蛇を飼うほどの大の動物好きだった。 ジョンさんはすぐさまフェンスを飛び越え、犬の救助を試みた。靴を脱がず、財布も車の鍵も持ったままプールに飛び込んだジョンさんは、無事プールからハスキー犬を引き上げることに成功した。 助けられたのは、ジュリー・コールドウェルさん夫婦の家に住む14歳のハスキー犬、ルカだった。『CBS Boston』によると、ジュリーさんは、ジョンさんによってルカが助けられたことを警察からの電話で知り、思わず泣いてしまったとのこと。ジュリーさんは「ルカは後ろ足が衰えているので泳げません。そう長い時間は持たなかったはずです」と明かした。 ジュリーさん夫婦は、その日朝から出かけていたのでルカの世話を近所の知人に任せていた。しかし、ジュリーさん夫婦が出かけてから知人が到着するまでの間に、ルカはプールに落ちてしまったのではないかと推測されている。 そしてジョンさんは、ルカの面倒を見る予定だったジュリーさんの知人が到着するまでの1時間半、ルカと一緒に過ごし、また配達の仕事へと戻っていった。

ジェフ・ベゾズ宛に感謝のメール

後日、ジュリーさんはAmazonのジェフ・ベゾズCEO宛に、感謝のメールを送付した。 Amazonの広報担当者が『CNN』に伝えたところによると、ジュリーさんはメール中で、「私たちが彼にどれほど感謝しているか言葉では表せません。実は、このメールを書いている時に泣いてしまいました。ルカはあなた方の、素晴らしく、勇気ある従業員のおかげで元気にやっています」と書いていたとのこと。 優しい心を持ち、配達ドライバーとして常に街を駆け回っているジョンさんだったからこそ、ルカの危機に気づき、助けることができた。もしかしたら、今後配達業者は、荷物を運ぶ以上の役割を担っていくことになるかもしれない。

山田山太

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